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渋谷 - ヒカリエ
母方の祖父母が高知で化粧品店を営んでいた。ゆえに僕にとって化粧品売り場の香りはじいちゃん、ばあちゃん、夏休み、というノスタルジー三段活用をもたらす香りなのだ。
ヒカリエには食品や雑貨や洋服などのフロアがある。けれどどのフロアもなんとなく女性の嗜好に寄せて作られているという印象がある。つまりどのフロアもどことなく化粧品売り場の香りがする。だから男の僕は落ち着かなさを感じる一方で、同時にノスタルジーも感じている、という不思議な気分になる。
それがどうした、っちゅう話なのだけど、本当はヒカリエではなくその後に足を運んだ串焼き屋を取り上げるつもりだった。
大勢が集まる飲み会の前に軽く一杯一人でひっかけたのだが、このお店がよろしくなかった。端的に言えば美味しくなかった。ハイボールも薄いし、炭酸抜けてるし、褒められる要素がなかった。
さすがに店名を出してそんな話をするのも気が引けるので、強引にヒカリエを話題にしてみたのだけど、もうこれ以上話せることは何もなさそうだ。
二軒目の飲みは楽しかったよ。
ごちそうさまでした。