夫婦ゲンカ仲裁人がいたら活躍まちがいナシと思うけど
夫婦の価値観が金星と火星くらい離れてしまって交わらない。
夫は価値観はこうだ。
世間の常識や社会人としての義務ありき。これらは個人の事情(意見や感情)よりも優先される。
私の価値観はこうだ。
個人の事情(意見や感情)ありき。世間の常識や社会人としての義務はまちがっているものもあるので、そのつど選択する。
こう書いてみると、ちがう土俵で戦っている感が拭えないな。
夫も場合によっては個人の事情を最優先にするだろうし(そもそもオレ様だし)。たまたま今の懸案事項には「世間の常識」が都合よかっただけで。
私も個人の事情が大事と言いながら、社会システムの恩恵を受けて生きているわけだし。今まで社会に刃を向けて生きてきたことなんて、たぶんないし。
だからさ、夫婦に論理的な話し合いなんてできるわけないのよね。
夫婦ゲンカ仲裁人みたい人がほしいってよく思う。
夫婦ゲンカの土壌に一緒に上がって、相撲の行司のようにジャッジしてくれる人。
でも自分が負けてしまった場合、そのジャッジは正しかったのかという問題が生まれる。
果たしてジャッジは両者の言い分を理解し、なおかつ公平になされたものなのか。
ならば、こっちの言い分を代弁する弁護人がほしいと思うだろう。
お互いに弁護人をつけ、仲裁人がジャッジする。つまり裁判だ。
夫婦ゲンカで裁判なんてできるのだろうか。離婚裁判なら聞いたことあるけど。
そういう役を、これからはAIが担っていくのだろうか。家庭に一台、夫婦ゲンカ仲裁ロボみたいな。AIは学習能力があるので、夫婦どちらかが手なずけようとして仕込みをする可能性も否めないけど。
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