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心とからだの話*ゆるめる
わぁー!寒い!
そんな日は、大きくのびをひとつ。
顔をあげて、背筋をのばして。
縮こまってしまいそうな時だからこそ、ほんの一瞬だけでも全身を伸ばすことを心がけています。
私は寒いのは得意じゃない。
手足もすぐに冷たくなるし、とても寒がり。
できるなら冬の間はあたたかいところで暮らしたいと思う。思ってる。
そんなだから余計に自動的に「寒い!」と思ってしまいそうになるけれど。
案外、日によって感じ方は少しずつ違うということをスルーしてることも多いものです。
「寒いけど気持ちいい!」かもしれないじゃない。
(すごい寒がりだけど、たまにある)
すぐにがちがちになるからだと頭をゆるめるように、さぁ今日はどうかな?と自分に聞くことをなんとか癖づけしてきました。
その「寒がりだ」という自分を知っておくことはとっても大事です。例えば同じものを着ていたって、感じ方は人それぞれなのだもの。
寒がりだから、すぐに冷えることを知ってるからあたたかな靴下を履く。
こうして冬の自分が辛くならないように付き合ってきましたが、さて。
ねぇ、私よ、その思い込みがからだを冷えさせてはいないかい?
こんなふうにたまに自分を疑うようにもしています。
自動的になっていることを意識してみる。
自分のからだを知ることと、信じてみること。
その時々の自分に適切に優しく大事にすること。
そして、時には確認しなおしてみること。
寒さに限らず、つまらないことや苦手なことって特にどうしても思い込みをしてしまいがちだけど、そんな自分を少しだけ疑ってみると、たまに見えてくることがあるものです。
もしかしてそこまでじゃないかもよ?と。
知ることと、思い込みの違い。
ゆるめる話。
たまに思い出していたいな、と。