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きよこの気まぐれラジオvol.7 『母と私の本と趣味の話』 2025/02/10

きよこ 𝙺𝚒𝚢𝚘𝚌𝚘
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〜5分間のミニラジオ番組〜

きよこの気まぐれラジオ
「ハックルベリーフレンド」vol.7

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【内容書き起こし】


こんにちは!きよこです。
心に気持ちのいい風が吹き込むような時間を。
今日は「母と私の本と趣味の話」をお届けします。


先日行ってきました!
えーと前々回ですね、このラジオで話をした、自由が丘の不二屋書店さん。今月閉店してしまうとのことで、さみしいですけれど心に刻んできました。

✴︎前々回:vol5.『本と本屋さんと街の話』
https://note.com/kiyoco_/n/n17ea91345423?sub_rt=share_b


この私の本好き、小説好きは間違いなく母の影響です。
生まれた時から本に囲まれていました。
家中の棚には、外国のシリーズをはじめ、日本の名作から軽いエッセイまで幅広く揃っていて、面白い新刊が出れば新たに加えられていく。
それらを私もいつでも手に取ることができました。

とはいっても、子どもの頃に読めるような本はさすがにそこには並んではいません。
最初は母が買ってきてくれた絵本を読んでもらうところから。自分で文字が読めるようになった頃からは、私の成長に合わせて数々の児童書、ファンタジーから伝記までたくさんの本を渡してくれました。
それこそ最初の頃は「こんなに厚い本が読めるだろうか」と不安になるものも結構ありましたが、さすが母、その時ごとに、少しハードルはありながら、乗り越えた時の喜びがあるというような本ばかりだったんです。
自分が通ってきたからこそわかる「本好きの目利き」といったものなのでしょうか。今思ってもあれは毎回見事なものでした。

そうやって自然と段階をあげていき、母と同じ本を手に取れるようになったのは中学生に入った頃。
「そろそろ面白いんじゃない?」と渡してくれたのはジェフリーアーチャーの「ケインとアベル」。夢中で読みました。
そこからは、同じ本を読んで感想を話し合うことが私たちの楽しみになりました。文庫本を手にして大人に近づいたように感じたことも私には嬉しかったように思います。



小説や物語が心の中に見せてくれる映画のような世界。自由に想像の羽を広げること、これは本ならではの楽しみのひとつだと思っています。
今も母とは情報交換をしますが、母の読書量、選ぶ本の幅広さにはいまだに到底かないません。


母と共通の趣味は本だけでなく、洋画を中心とした映画、それから音楽、洋楽にジャズやクラッシック。そして裁縫や編み物や料理など。ただこれらについては話しだすと長くなりそうなので、また今度にしましょう。

そんな私たちですが、大きく違うところだってもちろんあります。
母はスポーツが大好き。自分がすることはありませんが、スタジアムまで観戦にも行くようです。子どもの頃は運動も得意だったとか。
反対に私は、スポーツ運動、体操体育といったものは子どもの頃からずっと苦手なまま。観ることもほとんどありません。



きっと、私と母とは、大きく合わないところもあるのだと思います。それは人同士ですから、誰にでもきっと当てはまることでしょう。
母と私は、共通の趣味、面白いと感じることを通じて、ほどよい距離感を保てているのかなと思っています。
そしていろいろ思うことはあったとしても、母の自分の「好き」という気持ちにまっすぐに生きる姿勢、尽きない好奇心とバイタリティには、やはり影響を受け続けます。


趣味の話尽きませんね。あっという間に時間です。
楽しい気持ちをもって今週いい一週間にしましょう。
今日もお付き合いありがとうございました。
また会いましょう。きよこでした

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