レシピ|かぼちゃのサラダ
前回の最後で
「次回はお気軽なのにしまーす!」
と約束しましたので
今回は、かぼちゃのサラダ!
ここに書くのが申し訳ないくらいお気軽。
もうもう早速いきましょう!
◉かぼちゃのサラダ
<材料>
かぼちゃ 適量(ここでは1/4カットで作っています)
塩胡椒 適量
マヨネーズ 適量
はちみつ 適量
<道具>
包丁、まな板
小鍋か小さなフライパン(もしくは電子レンジ)
ボウルか深めのお皿
ゴムベラとかフォークとかお箸とかスプーンとか
<準備>
かぼちゃを見てきれいな色だなーとわくわくする。
かぼちゃを切るのは固い、と覚えておく。
適量は「適量」。大切なことは自分の感覚と味覚。味見することを忘れずに。
ここは「いい加減倶楽部」発揮です。
<さぁ作ろう!>
かぼちゃのタネとわたをとります。スプーンでくり抜くようにすると簡単。
皮をカットする。ところどころでもいいし、全部カットしてしまってもOK。固くて大変だったら少し電子レンジにかけて柔らかくしても。
かぼちゃを一口大くらいにカットしていく。だいたい同じ大きさに揃えましょう。火の通りにばらつきが出てしまわないように。最終的には崩してしまうので形にこだわらなくてOK。
小さめの鍋かフライパンに水を2cmくらい入れて塩を少し、そこに切ったかぼちゃを並べて蓋をして中火に。沸騰したら少し火を弱めてかぼちゃが柔らかくなるまで火にかける。もし水がなくなりそうになったら水を足して。焦げないようここだけ注意!
フォークやお箸をさしてみて柔らかくなっていたら、水分を捨ててボウルか深めのお皿に移す。皮の方が固いので確認する時にはそっちをよくみること。
かぼちゃをざっとつぶし(ゴムベラが便利)、塩胡椒、マヨネーズで味付け。一緒にはちみつをひと回しして混ぜるのがおすすめです。
できあーがーり!
<ワンポイント>
茹でるのが面倒だったら電子レンジでもOK!
その場合は一口大にカットした後、レンジ加熱可のボウルとかに入れてさっと水にくぐらせたら、ふんわりラップをしてレンジにかけましょう。
柔らかくなったらそのまま味付けして出来上がり。
私はフライパンで作る方が好きだけど、たまにレンジも使っちゃう。
柔らかくなった!と思っても皮側が固いことが多い。皮側が柔らかくなったかどうかで見極めて。
はちみつは好みで。味がまとまるのでおすすめ。甘くなるのとも少し違うのでよければやってみて。
塩は、普通の塩でもいいけれど、ガリガリひくような塩も美味しい。胡椒は逆にパウダーの方が合うかな。
だけどピンクペッパーの粒は合うと思う!色もきれいだしね。
かぼちゃの見極めは結構難しい。
水っぽいのにあたってしまうとガックリするよね。
カットしてあるかぼちゃだったら、できるだけ皮が薄くなっているものが完熟というのかな。ふちが緑がかっていなくて皮ぎりぎりまで黄色いもの。ひとつの目安として覚えておくといいかも。私もそう教えてもらいました。あと、ヘタの部分がしっかり乾燥してコルクのようになっていたりひび割れているものがいいみたい。
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mini talk
かぼちゃのサラダを初めて知ったのは高校生の時。
忘れもしません。とある舞台の稽古場でした。
今ではどこでも見るポピュラーなものですが、当時は、コンビニにも並んでなんかいなくて。
かぼちゃにマヨネーズ!?と、びっくり。
毎日のリハーサルに、みんなお弁当を持ってきたり買ってきて一緒にわいわい食べるのが恒例で。そんな中で、みんなにサンディーと呼ばれている、同じく高校生の女の子が持ってきたのが、このサラダ。
一緒に食べよう!とのことでみんなで一口ずつもらったら、もう夢中!
作り方を教えてもらうとなんとも簡単なのですが、でもやっぱり、彼女の持ってきてくれるのをよく一口もらっていたのでした。
なので、このサラダのことは今でも心の中で「サンディーのかぼちゃサラダ」と呼んでいます。
これはとてもベーシックな味付けですが、レーズンを入れてもいいし、アーモンドスライスもあう。りんごとかもいいかもしれません。
パンやクラッカーはもちろん、前にここで紹介したオートミールのクッキーに乗せても美味しい。シナモン&レーズンだもの、パンプキンとの相性は最高なのです。
こんなふうに自由に楽しんでもらえればと思います。
子どもの頃から甘いかぼちゃの煮物があまり好きではなかったわたしの、これは大好物のひとつ。
かぼちゃはスープにするのも、プリンにするのも美味しい。あたたかな色が冬の寒さのなかで幸せなのでしょうね。
食べ方は自由!
自分の好きな料理をみつけていけばいい。
楽しみを見つけて冬を迎えましょう。