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8月終わりがさみしいなら、あなたは若い
めっちゃこんにちは。
皆さんにとって、好きな季節はあるだろうか。
私は夏が好きだ。
2位に大きく水を開けた、断トツの金メダルである。
そして、8月の終わりは夏がぼちぼち帰る素振りを見せ始め、私にとってはさみしくなる時期といえる。
興味深いデータがある。
NHKの放送文化研究所が2007年に16歳以上の日本人3,600人を対象に今の日本人が好きだと感じているものの調査を行っている(有効回答率66.5%)。
そこから、下記のような結果が出ている。
四季では、春が69%と最も好きで、秋が55%でこれに次ぎ、夏は30%とかなり支持率が落ち、冬は13%で最低の支持となった。
また、年代別で見ると下記の通りはっきりとした特徴が表れる。
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16-29歳は男女共通して、8月を愛している。
暑く熱い季節だからであろう。
30代以上になると一変、8月はベスト2にはランクインしてこない。
年齢を重ねるごとに、春や秋の趣に気づくのであろう。
このデータから何が読み取れるかというと、
永遠の18歳を自称するタイプの人間は、「夏が好きだ」ということだろう。
三十路に突入しようとも、夏のファンクラブのプレミアム会員として夏の推し活の先頭を走る私が、夏の魅力を列挙する。
クーラーの効いた部屋で、そうめんを食する手を止めてご一読いただきたい。
夏の魅力
夏は暑い。アツい季節は夏なのだ。
以下、私が思う夏の魅力である。
ビールうまい
年間通して、最もビールのうまい季節だ。
暑ければ暑いほど、のど越しの清涼感とのコントラストが映える。
ビアガーデンが開かれるのも夏季限定である。
駅ビルの屋上・夕暮れ・提灯・冷え切ったビール・よくわからない唐揚げ・よくわからない枝豆・よくわからないソーセージ、、、
何を言われようが、ビアガーデンは最高なのだ。
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花火大会みれる
1年で最も打ち上げ花火を見られる季節である。
何を隠そう、夏と同じぐらい打ち上げ花火が大好きだ。
個人的な意見としては、どれだけiPhoneの性能が上がろうとも、写真や動画で残した花火が肉眼で見る感動を上回らない点に奥深い魅力を感じる。
また、美しい瞬間は本当に1秒とない時間であり、今この時に集中する必要がある。
禅語に而今(じこん・にこん)という素敵な言葉がある。
体験(現象)が起こるのは、今ここでの一瞬であり、ものごとはその時だけ現れる
夏には花火大会がある。
花火からは"而今"を感じられる。
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衣服の検討が不要
夏の最後にして最大の魅力である。
私は声を大にして言いたい。
半袖・半パン・サンダルで外出できる夏は最高だ。
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結び
8月の終わりがさみしいと感じるのは、小学生の頃感じた「夏休みが終わる空気」を未だに鮮明に思い出すからだろう。
夏のことを好きでい続けることこそが、あらゆる人類が実践可能な「若作り」である。
これからの人生も多くの同志諸君と、夏を愛したい。
さて、2025年の夏が来るまでの日を数えながら、今日を生きる。
もし夏を特徴付ける香りがあるとしたら、それは間違いなくバーベキューの香りだろう。
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