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趣味「山登り」は甘えか

めっちゃこんにちは。

山登りが好きである。
自然と触れ合い、きれいな空気を味わえる。
最高の趣味だと考えている。

アウトドア趣味として、山登りと引き合いに出されがちな趣味代表が釣りだ。
何を隠そう、私は釣りが苦手である。
異様なまでに人にビビらない都会の鳩ぐらいに苦手である。

山登りと釣り、2つのアウトドアアクティビティから、趣味について考えたい。

大自然との交わり

なぜ山登りが私のツボなのか

私が山登りに魅力を感じるのには、大自然と触れ合える点や山頂から見える絶景を拝める点に加え、大きなポイントがある。

山頂に向けて進めた一歩が、登頂に一歩分近づく点である。
登り斜面がキツければキツいほど、一歩一歩から快感を得られるのだ。

効率よく目的達成できることが好きなのかもしれない。
「山を登ることのみ」が、登頂するために集中するべき項目なのだ。 

例えるなら、定期テスト前に「ここテスト出るぞ」ゾーンを全テスト範囲で明かされている状態だもの。
こりゃ、自分の空き時間をすべて山登りの歩みにつぎ込むだろう。そうだろう?

迷わず行けよ行けばわかるさ

なぜ釣りが苦手なのか

釣り好きは、周囲の友人にもたくさんいる。
聞くところによると、何が掛かるかわからない高揚感、掛かった魚との駆け引きなど、そのあたりにアガるようだ。

本当に同意である。
私も数こそ少ないが、魚を釣った喜びも経験している。自然相手の趣味ならではの奥深さもあるのであろう。

ではなぜ私は釣りが苦手なのだろうか。
目的(=魚が釣れること)の達成に向け、がんばれないからである。

釣り糸を下げたが最後、目的達成可否の手綱は魚たちの口に委ねられるのだ。

私には、
今から数学のテストをはじめます!
採点の日に、答えは全問題ルーレットで決めます!
ぐらいに思えるのである!!
(釣りを下げるような思いは全くございません)

山登りが趣味というのは甘えなのか

私は山頂に向けて進めた一歩が、登頂に一歩分近づく点を気に入っているが、努力が目的達成に向かうものと信じたいという気持ちが形になってしまったのかもしれない。

これは努力は報われるべきだ、というある種の甘えなのだろうか。

…いや。待たれよ。

しゅ‐み【趣味】
仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。

コトバンク

書いていて気付いた。
趣味なのだ。個人で楽しめ、私。
個人的な趣味として、報われる努力に快感を感じ続けるのである!!

九州の大地にはパワーが溢れる

結び

コンクリートジャングルでの鬱屈を離れ、きれいな空気を吸う。最高である。

人類みな、趣味全開でいこう。

他人の趣味への口出しが趣味という方には、山登りに行き登頂の喜びを味わうことを強く推奨し、筆を置く。

登る山がなければ、人生はただの谷間である

ナポレオン・ボナパルト

夢見がちな居酒屋侍、今晩も孤軍奮闘中です