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蜂(たぶん)に刺された💦_吉野梅郷から日の出山

連日心が動くことがあり、投稿が追いつかない。

一昨日は新しい非常勤先に行った。
なんとかやれそうな感触あり。

来週、この夏1番の予定があり、一回は足慣らしを…と思っていた。

御岳山はちょうどレンゲショウマの季節…
高尾ばかりだったから、そろそろ奥多摩へ行きたいな。

御岳山へは御嶽駅からバスとケーブルを使うのが王道?だが、青梅から奥多摩線に乗ったとき、登り始めまでまだまだだなぁ…とじれったくなってしまい、日向和田駅で降りて日の出山を経由して御岳山を目指すルートにした。
このルートは下りで歩いたことがあり、登山者が少なく静かな森歩きが楽しめたので、いつか登りでと思っていた。

↑ この時の逆ルートということになる。

登山口。ご神域なのです

しかし、これが裏目に出たのか、季節柄か、
蜂に🐝刺されてしまった…

基本的になだらかな登りのルート。その中でも序盤に勾配がある場所にさしかかった頃、足元を大きな虫がブンブンしはじめていた。
あろうことか、今日はc3fitの"黒の"パワータイツを履いていた。
静かに退散…のつもりで静かに登っていたつもり、だった。そのうち羽音が聞こえなくなったかな?とも思っていた。

琴平神社に到着。

ここからの眺望がお気に入り

暑いので早めに補給を…と少し前まで先行者が休憩していた場所にザックをおろしてゼリー飲料を口にした時、左ふくらはぎに痛みを感じた。
見ると、黄色の大きな蜂らしき虫が食いついていた…❗️

ぎゃー(心の声)😱
刺された‼️

蜂を怒らせないように、振り払わないとか走って逃げないとかいわれるが、刺されてしまった時のことはあまり書いてない。
刺され放題というわけにもいかず、そして基本的に虫は苦手であり反射的に脚を動かした。一旦離れたがまだ狙ってくる(ほんと一匹で良かった、、)ので逃げるしかない。
すぐにザックを担いで登り出す。
走って逃げたくても、それができる場所でもなかった。

5分くらいして、羽音が聞こえなくなった?と思い、ポイズンリムーバーをすぐに出して、座ってタイツをめくろうとした時、再度同じような虫が向かってきた。
急いでまた登り出す。それを2,3回繰り返した。応急処置した方がいいタイミングは過ぎてしまった。

あろうことか誰もいないし電波も弱い場所。
まずは自分で対処するしかない。
ゆっくり登りたい場所なのに早足になる。それだけでも心拍数が上がるのに、焦る気持ちがさらに頻脈を助長する。

やばい、この先倒れるかも?
歩きながら家族にLINEした。
"◯時◯分、刺された"
道標の番号を写真に撮り送信したかったが圏外だった。

少しして、休憩していた先行者に追いついた。
迷惑かも知れないが目撃者になってほしくて話しかけた。蜂に刺されたがまだ応急処置すらできていないこと。エスケープルートを知っているか?と。
その時すでに15分以上経っていて全身症状もなかったので、とりあえず人がいる場所に向かってるので進むしかないかなということになった。
それを話しているときにも、そろそろ離れたと思っていた蜂がまた近づいてきた。(フェロモンか何か撒かれたのかも知れない)
仕方がないので、また歩き出した。

途中で右脚にも痛みを感じて、刺されたかもとは思ったが直視できなかった。

30分以上進んで一旦林道に出たとき、ザックから抗アレルギー薬を出して内服できた。
水分と行動食は歩きながら口に入れた。とにかく暑かったので…

登りの累積標高差1000m近いルートだったこと、明らかにオーバーペースだったことから、日の出山がもうすぐ、という最後の登りで脚の動きが悪くなった。でもまだ林の中だったので止まって靴を脱いで刺入点を確認、という気にはならなかった。

やっと日の出山で左脚の刺入点が腫れていないことを確認できて、最初の一撃の刺入点に(もう遅いけど)ポイズンリムーバーを使用。少量の出血🩸と液体が出てきた。他にも2箇所ほど刺し跡はあった。

そして、私、まだ元気だ。と確認。あまり摂れなかった行動食。今のうちにパンを食べよう。
ただ、早く下山した方がいいだろう。その後のことも相談したくて、御岳ビジターセンターに寄ることにした。

つづく