アイスブレイクは世界を動かす
アイスブレイク100連発!@君津が終わりました。
恩師と仰ぐ青木マーキーを招いての企画。
20年前に開催させてもらって以来の企画。
自分自身の殻を破ろうと挑みました。
自分自身のアイスを壊したワークショップでした。
アイスブレイク100連発とは?
青木マーキーさんが、20年ほど前に幾度となく開催したワークショップです。
様々な分野のファシリテーターが集い、アイスブレイクを交換し合う場。
初めてマーキーのワークショップに参加したのもアイスブレイク100連発でした。
そして、僕が初めてファシリテーターとしてデビューさせてもらったのも、アイスブレイク100連発でした。
この経験が後に、『学級アイスブレイク』の出版に繋がったんですよね。
アイスブレイク100連発という場があったからこそ、今の自分がいる。
アイスブレイク100連発のように、集う人たちが自分の技や思いをだしあって、分かちあって、学びが生まれていく場を作りたい。
参加した方の技や考え方、立ち振る舞いから自分を見つめ直す。持ち帰った技や技術や考え方が自分の現場で広がっていく。
それと共に、出会った人たちが繋がりあい、同志として互いの仕事を応援しあう。そんな場を作りたいと思うようになりました。
人の「人生」「ストーリー」を共有し、繋がりあって、よりよい人生を歩む場をつくる。
最近はっきりしてきた自分のビジョンを、まさに体現している場でもあったのです。
自分を超えるために
マーキーの著書『アイスブレイクベスト50』が10刷となった今年。再び、共に企画したいと、マーキーに相談しました。
開催を快諾してもらったところから、挑戦が始まったのです。
「アイスブレイクとは何か」を、色々視点から見つめ直しました。
ただの雰囲気づくりの活動じゃない。
つながりや一体感を生み出す活動。
チャレンジへ踏み出すための一歩目。
「アイス」は場の雰囲気だけじゃない。
自分の固定観念や思い込み、凝り固まった人間関係もアイスだ。思考の無限ループから抜け出せない。狭い自分の世界が全てだと思ってしまう視野の狭さ。
人が集う場だけでなく、自分の中にもアイスは隠れている。
だからこそ、自分のアイスを突破しよう。
自分のアイスを突破する姿が、人のアイスを壊すことができるはず。
合わせて、考えていたことがあります。
「自分の価値を信じて、下げないこと。」
参加費の設定は、毎回悩みます。
比較的安価なセミナーが多い教育業界に、
僕は日頃から疑問に思っていました。
「参加者は安い方がいいかもしれないけど、お金を払うことで決まる覚悟が生み出す場をつくるのは難しいのでは?」
「そして、自分とマーキーが提供する場の価値を下げていいのか?」
この疑問を払拭すべく、8000円という価格設定で進む決意をしました。
この価格も、今までのイベントでは設定しない価格。
だけど、自分の価値を落としてはいけない。
そう信じて、進み出しました。
相手ために、という覚悟
だけど、簡単には行きません。
SNSで告知しても、集まらない。
そりゃそうだ!笑
そう簡単には行かないことは100も承知。
言葉を変え、伝え方を変え、繰り返す。
日頃からの投稿の少なさが(笑)、、、
と同時に、必要だと思う人に声をかけました。
直接会って話す。
電話で思いを伝える。
zoomで話しをする。
メッセージで伝える。
迷いがあると、届かない。
でも、受け取ってもらえないかもしれない。
この方と場を作れたら、絶対楽しい。
相手の世界が広がることになる。
だけど、断られたらどうしよう。
嫌われたらどうしよう。
ふとした瞬間に浮かぶ思考。
ネガティブで、弱くて、怖がりな自分。
何かしようとするといつもこうだ。
心配して、怖がって、震えて、臆病になって。
起こりもしない現実を想像してしまう。
ああ、今回もまた、どうせダメなんだ…
ここで何度も問い直しました。
「本当はどうしたいの?」
「なぜアイスブレイク100連発やるの?」
原点は、自分の理想をカタチにするため。
磨き合える仲間と出会うため。
集まってくれる人たちのお役に立つため。
そのために、自分のアイスを突破するんだ。
そして、色々な方面で、縁した方々にお声がけしていきました。
アイスブレイク100連発に来て、
あなたもっと輝かせてほしい。
今、目の前の課題や問題を解決できる!
そう信じて伝え続けました。
おかげで15名の方に申し込みをいただき、
場をつくることができました。
自分の思いや価値観が世界をつくる
当日はマーキーの見事なファシリで、30近いアイスブレイクが紹介され、大いに盛り上がりました。
詳細は、マーキーのnoteに譲ります。
会の中で僕は、仕事の影響を見える化するというワークをご紹介しました。
自分の仕事は、自分だけのためじゃない。
自分の仕事は、目の前の人に、そしてその先にいる人に影響を与えている。
そんな様子を図示してもらいました。
僕が一番胸に響いたワーク。
自分の仕事は世界を動かしている。
だから、自分が仕事に対して、どんな思いをもって臨んでいくのか。
どんな世界を作りたくて仕事をしていくのか。
原点に常に立ち返り、一歩踏み出していく。
その一歩目こそが、アイスブレイクなんですよね。
そんな思いを伝えさせてもらいました。
(うまく伝わらず、マーキーにフォローしてもらいまくりでしたが…汗)
やり切ったからこそ、受け止められる
僕の持てるものを全だししたワークショップ。
マーキーを駅まで送る車内で、
貴重なフィードバックをたくさんもらいました。
「もう一歩進めそうです。」
そう言う僕に、
「一歩じゃないよ。もう何歩も進むんだよ。」
と激励してくれたマーキー。
全てを出しても、満足できない。
満足しているようでは、止まってしまう。
だから、これからも挑み続けます。
アイスブレイクの達人として、
超え続けていきます。
僕の一歩は、世界を動かすと信じて。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?