ボイストレーナーと言わない理由

作編曲家、ボーカルトレーナーの奥村健介です。

今回は、僕がボイストレーナーと名乗らない理由を説明します。

ボイス=声、ということは喋るときも含む声の専門家。ということは、音楽的な知識だけではなく医学的な側面からもアプローチするイメージがあるからです。
体のどの部分がどうなるとどういう声になるか、ある程度は分かるので感覚的に伝えはしますが。
ただ、各器官の名称や働きに関して詳しくは無いので、あくまで音楽的な側面から声をみますよ、という意味でボーカルトレーナーという肩書きをつけております。

これまで歌を歌ってきただけでなく、色んな楽器から歌をサポートして見てきた経験を活かしてトレーナーのお仕事をしております。
楽器が変われば役割が変わります。それによって曲の見え方が変わります。そうです、理解が深まると聴くのを通り越して見えてくるのです。
以前の投稿の歌の人が楽器をやるメリットにも通じるのですが、何より曲の理解が深くなるというのは大きなメリットですね。

つまるところ、ヴォーカリストの前に音楽家、ということにこだわりを持って教えております。

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