子どもの休日・夜間の急病に救世主!ファストドクターを利用してみた
■セーフティネットとしてのファストドクター
コロナ第7波に加え、保育園・幼稚園では発熱・嘔吐も大流行していると聞きます。
休日・夜間に子どもの体調が急に悪化したとき、看病する保護者としては、どう対応すべきか悩まれることも多いのではないでしょうか。
休日・夜間は、頼りのかかりつけ医含め、近隣の病院は休診。
急患センターは、コロナ対応で受診を断られたり、受診できたとしても長すぎる待ち時間で具合が悪い子どもには負担が大きいことも。
かといって救急車を呼ぶほどの緊急性があるかどうか判断がつかない。
そんなとき、
お住いの地域が「ファストドクター」の往診エリア内であれば、利用してみることをお勧めします。
実際、我が家はまさにこの三連休、娘の急病でファストドクターを初めて利用して大いに助かりました。
■ファストドクター利用の流れ(我が家の場合)
〈発症1日目・土曜日〉
・長女(8歳)微熱。かかりつけ医は月曜まで休診のため様子見。
〈発症2日目・日曜日 〉
・夕方 高熱に(38度台)。咳が強くなり夕食を嘔吐。倦怠感。
浅く頻回な呼吸(35回/分くらい)、陥没呼吸が見られ始める。
(長女は小さいころは喘息もちで、何度か入院したことがあります)
→近隣の夜間診療所に連絡するも、症状を話すと断られる。
(酸素吸入やレントゲンの機械などがなく最適な処置ができないそう)
→#8000などの救急相談にかけるも全くつながらず。
(コロナ第七波の影響か?)
→近隣の急患センターに何軒か連絡するも、
「現在コロナ対応優先で急患対応ができない」と受診できず。
→119するか迷うも、コロナ第七波で医療ひっ迫中の今、この症状で
救急車を呼ぶほどの緊急度があるのか、判断がつかない。
(そもそも呼んだとして、次女(5歳)をどうする?問題もあり)
・21時、検索でヒットした「ファストドクター」に初めて往診依頼。
→オペレーターさんにつながり、「今夜は、コロナ対応で往診をストップ
している。明日の朝には状況が変わっている可能性があるから、もう
いちど連絡してみてほしい」とのこと。
→娘の呼吸は相変わらず浅いが、顔色は正常であったため、
翌朝まで様子を見ることに決める。
高熱ながらも眠れている娘…このまま悪化しないよう祈りつつ
夫と交代で起きて娘を見守り一夜が明ける。
〈発症3日目・月曜日〉
・AM6時、再度「ファストドクター」に往診依頼。
・7時すぎ、オペレーターさんから連絡。症状の詳細な聞き取りの後、往診が確定。娘の健康保険証&子ども医療証の写真、支払い用のクレジットカード情報等をアプリに登録。
・8:00 ドクターが往診に見える。
玄関で防護服を身に着け、ベッド横で娘の診察。→所見問題なし。
血圧・血中酸素測定→正常範囲。コロナ抗原検査実施→陰性。
「夏風邪」との診断。その場で薬を手渡してくださり、往診終了。
(陥没呼吸に見えても、喉の痛み(閉塞)がなく、顔色が正常であれば
落ち着いて様子を見ておいてよいとのお話あり)
3日目の早朝に往診を依頼してから、2時間あまりで来てくださり、
優しく、かつ的確な診察ののち、お薬までその場でいただけて完結。
支払いはアプリ内でのカード決済が可能だから現金は不要。
しかも保険適用で自治体の医療助成も使えるため、保険証と子ども医療証の提示によって、我が家の場合はなんと診察代の自己負担なし、交通費の千円未満のみの負担で、このサービスを受けることができました(感動)。
(詳しくはファストドクターのサイトでご確認を)
もちろん、緊急性によってはすぐに救急車を呼んだ方が良い場合もある
でしょうし、あるいは「ファストドクター」に往診依頼をしてもすぐに
きていただけるとは限らないと思いますが、休日・夜間の子どもの急な
体調不良時には力強い味方だと私は感じました。
苦しそうな娘を見ながらどこにも頼れない夜が明けて、往診にきてくださったときの安堵感。。。本っっ当に助かりました(泣)。
もっと対応エリアが広がって、このサービスを受けられるご家庭が増えると良いなと思います。