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サッと読み!【うめチャン第6話 】田尻憲昭 社長、佐々木洋子 副社長 (福さ屋株式会社)

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第6話ゲスト:田尻憲昭 社長、佐々木洋子 副社長 (福さ屋株式会社)

福さ屋の会社概要に教えてください。
昭和51年に博多ステイションフードという、当時非常に珍しい駅の構内にスーパーマーケットを作り、日本でも指折りの坪効率の良い売上を誇っていました。そこから、博多の名産を作ろうと明太子事業部が誕生し、0.5坪の売場からスタートとしました。昭和53年に法人化し、現在の福さ屋株式会社になりました。

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福さ屋の味の特徴を教えてください。
味は先代から受け継いでおり、特徴的なのは『イワシの魚醤』を使っていることです。また、タラコそのものの味わいを引き出すために、余分な添加物は使用しません。旨味とコクを引き出すためにシンプルな味付けにしています。

最近のヒット商品はありますか?
『めんたいなめ茸』です。これが売れています。駅・空港・高速道路の売店で販売していまして、東京・大阪でも販売しています。
商品開発においては、重要な部門になってきており、マーケティングが大切だと考えています。

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通販サイトが伸びていると伺いましたが?
確かに伸びています。我々がはじめたのが遅かったのもあり、売上はまだまだ伸びている段階です。昨年と比べて3倍ほど成長しています。

関東の方に向けたマーケティングとは?
私は福さ屋が、お土産ナンバーワンブランドだと思っています。九州・福岡に来られたら、福さ屋の赤枠のピシッとマルサがついた明太子を買って行きんしゃいと言っています。赤枠が紐掛けの名残りですね。無着色も有色の明太子も人気ですよ。

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社長から皆さまに
CMにあるように、『福さ屋の明太子は食べんと分からん』ので、食べてみてください。また、福岡の都市伝説の1つに、カウントダウンが3、2、1とありますので、発祥は福さ屋ということをお忘れなくお願いします。

話題のCMの真相について
私(佐々木)がどんなところに行っても、おばあちゃん役に変装していると言われます。CMは35年前から始まって、おばあちゃん役の方は劇団の座長を務められた俳優さんですので、違います。マイク役も二代目で現在もプロダクションに所属しています。日曜日夜8時台、9時台の時間をお知らせするためにお金が大変かかっています。

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多角化経営について
スーパーから始まった会社で、食材ロスを出さないように飲食店展開して、最近では九州1号店として上島珈琲店のフランチャイズをはじめました。明太子屋というより、こっちの流れが本流で社内風土としては自然な感じです。

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海外展開について
お菓子を中国のインフルエンサーに販売するような流れを作って行きたいです。賞味期限の問題もありますので、常温品のお菓子からスタートしていくこと考えています。日本の10倍以上の人口が魅力ですね。

副社長から皆様に

私は小売・飲食出身なので、明太子業界の日はまだ浅いですが、明太子業界自体をお互い切磋琢磨しながら、盛り上げていきたいというのが、私の願いでもあります。一緒に頑張りましょう。

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