プロダクト作りにおける「便利」と「簡単」
「便利」と「簡単」。一見似ていそうですが明確な違いがあります。
まずは「便利」について
これは「本質か否か」というニュアンスを含みます。
「本質を突いた便利さ」。これはプロダクト作りにおいてMUSTで必要な要素となります。
一方で「ないよりはあった方が便利だよね」。このレベル感であれば「簡単」の方が優先されます。
次に「簡単」について
では「簡単」とは何か。
これは「操作性」です。より簡単な操作性、より少ない操作数などです。
ユーザはめんどくさがりです。できることならプロダクトにすべてお任せしたい、提案してほしい、答えが欲しいという欲求があります。AIが流行っているのも同じニーズからです。
で、結論は
操作性は機能性よりも優先される、
本質は操作性よりも優先される、
という記事を書きましたが、全部まとめると、
「便利」「機能性」 < 「操作性」「簡単」 < 「本質」
となります。