『奇形美學 食蟲植物瓶子草:栽培照護&花藝應用完全指南』
2015年に誠文堂新光社より上梓した
食虫植物サラセニアのアレンジ本「食虫植物サラセニア・アレンジブック」の台湾翻訳本が出ました。
詳しいページはこちらです。
翻訳者は、鄭昀育さん
出版社は、噴泉文化館
オリジナルを発売してから2年が経ちましたが、
内容は今なお斬新だという自負があります。
園芸の名手中村英二さんによるサラセニアの鉢、
気鋭のフローリスト岡寛之さんによるサラセニアのアレンジメント
と二つの異なる表現方法を用いたサラセニア作品を
交互にご紹介しています。
サラセニアは、園芸としての魅力と未来の可能性が存分につまっています。
種ごとに葉の形が異なり、形のバリエーションも豊かで、
種間交配した結果が葉の形に比較的あらわれやすい特性があるので、
その特性を活かして、すばらしい園芸品種が作られてきました。
古典園芸植物の万年青のように、より美しい葉の芸を求めて、
これからさらに洗練されていく可能性があります。
(多肉植物ハオルチアの万象や玉扇はその流れになりましたね)
また、他にない個性的な葉の形は、切り葉としても価値が高く、
ここ数年フラワーアレンジメントの本や雑誌の表紙を飾っているのを
見かけるようになりました。
東信さん、椎木俊介さんの「Encyclopedia of Flowers-植物図鑑」でも
サラセニア、ネペンテスの切り葉が多用されています。
これからもきっと活躍するであろうサラセニアの、
魅力普及の一環になれば嬉しいです。
オリジナルの『食虫植物サラセニア・アレンジブック』もどうぞよろしくお願いします。
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