【シートマスク】
これ、今とても人気です。
色々なものが発売されています。
リラックスのために活用するなら、どんな使い方でも気持ち良ければよろしい。
しかし、これをスキンケアの一環として取り入れるなら、それなりの注意とコツが必要です。
今回はこれについて、ちょっとお話ししましょうね。
洗顔系シートマスクのお話しは、いったん置いておきます。
保湿系シートマスクに話題をしぼります。
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◆シートマスクのメリット
・保湿成分、美容成分を肌に塗布する時間を長く取れる。
・これによる保湿効果や美容効果が期待される。
◆シートマスクのデメリット
・水分、保湿成分の蒸散率が案外高い。
・マスク生地によっては肌に負担になる場合もある。
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いかがです?
実はデメリットの方を重く受け止める専門家もいるくらい、シートマスクの有用性は賛否両論なのです。
かく言う私も、実は、、、
シートマスクはほぼ使いません。
お仕事で、連用テストをしなければいけない時以外は。
しかし、何においても同様の事は起こります。
何を使ってもメリットとデメリットがあり、それは表裏一体に関係しているのです。
だから、怖がらずにデメリットを知り、そのデメリットをカバーすべく、使う側が工夫すれば良いのです。
だから、シートマスクを活用しているみなさま、どうか怒らないで。。
では、まず、シートマスクを忖度無しで考察しましょう。
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◆シートマスクの懸念点
【水分蒸散】
案外、水分蒸散率が高いです。
これには3つの要因が。
1:シートマスクの生地
生地にもよりますが、スカスカなものなどは、当然、水分や水分の多い美容成分が、その隙間から抜け出ていってしまいます。
2:油分が少ない
これも水分や美容成分が蒸散して行きやすい要因です。
3:「ふた」をする仕上げのケアまで時間を要する
水分や美容成分を閉じ込める事が遅れてしまうため、この間に蒸散してしまいます。
【肌への負担】
生地によりますが、肌にいつまでも異物が貼り付いているのは、肌にとっては望ましい環境ではありません。
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そうなんです。
主には水分や美容成分は、みなさまが想像しているよりも肌へは浸透していないのです。
では、あんなにヒタヒタに染み込んでいる水分や美容成分はどこに行ってしまうのか?
そう、蒸散してしまうのです。
では、この問題点をどうカバーすれば良いのでしょう?
いよいよ、最後にシートマスクを上手に活用するコツをご案内します。
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◆シートマスクの上手な活用方法
1:皮脂膜の状態が良い時に使いましょう。
シートマスクマスク、いつ使いますか?
朝でも晩でも、やはり洗顔後につかいますよね?
とくに、晩ならお風呂から上がった後ですね?
これらの肌状態は、洗浄により肌の油分や皮脂膜を洗い流してしまっている状態です。
この状態でシートマスクを使用すると、肌のバリア機能が発揮されず、水分蒸散率が高まります。
新たな油分分泌や皮脂膜形成には、洗浄後30分程度かかります。
シートマスクマスクはそれからがベターです。
2:ブースターオイルをプラスワン
水分や美容成分が蒸散するのを少しでも防ぐために、うすーくオイルを引いておくのもおすすめです。
オイルはそもそも肌と水分の親和性を高める性質がありますが、ブースター機能のあるオイルならなお良いですね。
キヤクの場合は「ク」をどうぞ。
3:放置時間を守りましょう。
長く放置した方がより潤うような気がしますが逆効果です。
メーカーが推奨する放置時間は厳守しましょう。
4:シートマスク後は必ずバリアケアをしましょう。
シートマスクでお手入れを終えてはいけません。
きちんと「ふた」のケアをしましょう。
これで、シートマスクの効果を閉じ込めます。
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いかがでしたか?
まあ、、、どうしても暫定的なご案内になってしまいます。
だって本当なら
・シートマスクの使用目的
・シートマスクの生地の種類
・シートマスクに配合されている成分の種類
・使い手の肌の状態
なとなど、いろいろな要素が絡み合ったうえで、一番適切な使用方法をジャッジする必要がありますからね。
しかし、少しでもこのあたりを気にかけるだけでも、きっと違います。
メーカーだって、シートマスクのメリットとデメリット、ちゃんと理解しているはずです。
それでも商品として発売するからには、メリットが優っていると考えるからでしょう。
だからこそ、使用方法や注意事項はメーカーの言うことをちゃんと聞くこと!
化粧品はお薬ではないので、使い方を間違ったて死にゃあしませんよ。
でも、正しく使わないと損です。
自己流が過ぎると痛い目にあいますよ。
メーカー開発者の知識や情報量を侮ってはいけませんよ。
言うことをお聞き。
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