【今日はなんの日?】
みなさま、ごきげんよう。
さて、今日はなんの日なのでしょう?
私にとって、なんの日でもありません。
もちろん、世間一般ではクリスマスだということは存じてますよ。
イエス・キリストが誕生した日でしょ?
ちなみに、、、
◆お釈迦さまの誕生日は4月8日
→灌仏会(かんぶつえ)
◆お釈迦さまが悟りを開いた日は12月8日
→成道会(じょうどうえ)
◆お釈迦さまが亡くなった日は2月15日
→涅槃会(ねはんえ)
これが仏教の三大法会です。
小・中・高と、女子宗門校で12年もの一環教育を受け、大学も仏教学部を卒業した私にとって、この三大法会はとても馴染みがあります。
クリスマスはもちろん知っていますよ。
年頃にはそれらしき事をしたこともありましたが、、、そもそも社交性が無く、世間の流れに鈍感だったため、当時の自分の感覚に全く馴染みませんでした。。
今、この歳になっても。
そして、今日も。
そこで、12月のお釈迦さまにまつわるお話を。
お釈迦が食を断ち、睡眠を断ち座禅と瞑想に尽くしていた時、極端な苦行により心身が衰弱しては意味がないのでは?
健全な心身であってこそ修行にも精が出るのだ!と「中道」の悟りを開かれました。
これが12月8日の朝だと言われています。
そして、村の娘にお粥を分けてもらい、健全な心身を取り戻したとさ。
お釈迦さまにお粥を分けた村の娘。
この名前をスジャータといいました。
ん?
「褐色の恋人 スジャータ」のフレーズでおなじみの、、、
もしかして、あの、コーヒーに入れる、ポーションミルクの、、、??
はい、恐らくそうでしょう。
だって、お釈迦さまが分けてもらったお粥はミルク粥だったんですよ。
これ、明らかに、お釈迦さまにお粥を分けてあげた村娘 スジャータにちなんでますよね?
そう思いません??
どれだけの方がコーヒーにスジャータを入れているのか存じませんが、そこの貴女、心して召しませよ。
ここまでかましておいてなんですが・・・
私の家は仏教に関わりがありません。
ウチは神道です。
ね、日本って不思議。