【ARII '78 FAIRLADY 280Z】制作・その6
ステサフが終わったら、本塗りです。
しかし、今回は結構面倒な塗り分けしなければ成らないので、塗装をしながら内装の設計を同時進行でやっていきます。
【先ずはマスキング】
下地の白を既に塗ってあります。
まぁ、下地のボディーカラーはホワイトなので、ガイアのクールホワイトで塗りつぶして、其の上からマスキングして、先ずは赤を塗ります。
赤を塗るとこんな感じです。
色が入っただけで、随分とそれっぽくなるなぁ〜と、自分で感心しております。w
ここで、問題なのは後端のストライプをどう塗り分けるか…。
実車だと、この後ろの赤と青の縦のストライプです。
この部分をどうやってマスキングするかを考えてたんですが、いいアイディアが浮かばないので、内装の設計でもしようかと…。
【元の内装は「底上げ」だった…】
このキットは80年代初頭に出てたモーターライズド・キットで、電池入れてモーターで走るよ〜ってギミックが有ったので、車内の殆どはその電池とモーターで埋まっており、内装らしい内装がないモデルでした。
なので、レース仕様の内装を1から作ることに成ったのです。😅
先ず、シャーシのお腹部分に電池が入るスペースが確保されてます。
なので、内装はこんな感じの底上げ式で、ショボ過ぎて涙も出ないレベルです。
バスタブ式の内装を作って乗せるため、電池ボックスを綺麗に削ぎ落としました。🤣
【内装を3DCADで設計する】
バスタブ式と言われるタイプの内装を造ることにします。
シャーシから設計してたんですが、相当な労力を必要とするのと、完成すると殆ど見えないということで、シャーシはキットを流用して、そこにバスタブ式の内装を構築することにしました。
ドア開閉などのギミックが無いので、バスタブで十分という判断です。
キットから寸法を割り出し、大まかな造形をします。
そこから、細部の寸法を実測しつつ、パートごとにパーツを制作し、合体させていきます。
一通り、合体した感じがこの写真ですね。
【データーの書き出し】
3Dプリンターに送るために、stlと言う形式のデーターを書き出します。
このデーターは、Macだとマウスでグルグル動かせるので、面白いです。🤣
【造形開始】
実際に造形(プリント)して、バスタブをシャーシに乗せてみます。
こんな感じになります。
接着面がガタガタなので、ゴム系接着剤で接着します。
乾燥が遅いので、この状態で丸1日放置しますと、完全に固着します。
この後、ロールゲージや、インパネ、シートなどを造形し、組み付ければ、概ね内装も完了です。
後はマスキングの方法を考えるだけになります。😅
【まとめ】
結局、キットのボディとシャーシ意外は使わないことになります。🤣
8割はスクラッチビルドと言う「最初から全部3Dプリンターで作った方が早くない❓」ってレベルな程、改造してしまってるということですね。😅
ジャンクパーツでも使えそうなものが有ればと思ったんですが、殆ど流用できないので、結局設計した方が早いことになります。😅
次回は、内装のデーターとタイヤですな。