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急成長中の会社に所属するというキャリア選択が出来なかったことを悔やんでいる話

これまでに5社経験し、フリーランスとしても十数社の支援を行ってきました。同じ年代の人よりもいろいろな会社を見ているとはいえ、急成長中の会社に所属するという経験を積むことが出来ていない部分に、少しの後悔があります。

近年でいえばメルカリ、少し前でいえばDeNAなどがそこに類する会社だとは思うのですが、このレベルの急成長を遂げる会社は数年に一社程度しかなく、所属できるかどうかは運の要素が大きいと感じています。

とはいえ、これらの会社に所属していた人の話を聞くと

・ストックオプション的なおいしさの話
・超優秀な同僚とのコネクション
・急成長を遂げた会社にいたというブランド

という3つの点において、羨ましいなと思ったりすることは多々あります。

キャリア戦略を甘く見ていた過去の自分への後悔

いくつか転職する中で、当然ながらそれらの会社は候補のひとつにはいってきます。しかしながら、自分の中では「あまり面白くない」会社のように感じられ、自分の選択肢からは外してしまっていました。

そのときに感じていたのは、

・すでに数百人〜千人規模になっていて、今から入るメリットが少ない
・仕事が分業化されていて、単純に面白さに欠ける
・自分が面白いと感じる人が徐々に辞めている

といったことで、それをひとことでまとめると「あまり面白くなさそう」といったことではあるものの、キャリア選択という観点で見るならば、素直に急成長中の会社に所属していたほうがお得だったのではと考えています。

すこし経験を積んだ今だからこそわかるのは、

・数百人規模であっても、入った時のメリットは十分あった
・分業化されているからこその、仕組みを学ぶチャンスがあった
・辞めている人は目立つといえ、それ以上にどんどん優秀な人が入っていくフェーズであった

という事実で、これらを知っていたのであれば、当時の自分は違った選択をしていたのではと思います。

これらは「面白さ」という軸ではなく、「キャリアを戦略的」に考えていくことで、初めて見えてくる目線ではないかと最近は考えています。

当時の自分は、なぜこれらの会社を選べなかったのか

単純に知らなかった(メルカリ等のC向けで目立つ会社だけでなく、BtoBで急成長している会社はたくさんあるが、無知だった)というのもありますし、当時の自分のキャリア選択の軸が「面白さ」以外に無かったという事実も大きいと感じています。

当時はひとりで転職について考える事が多く、「キャリア戦略の観点から見るといまはこの企業に所属しておくべき」といった判断はなかなかできませんでした。

しかし、今であればキャリアコンサルタントなどの知人に相談することで、これらの問題を回避できたかもしれません。

例えば同僚でもあるMihoMorikazuなどは、企業の採用担当としてもキャリアコンサルタントも経験が長く、現状に合わせて最適な提案をしてくれると思います。

私の場合はたまたま近くに相談できる相手がいますが、こんな恵まれたケースは稀だと理解しています。

としたときに頼れる相手のひとりが転職エージェントです。

転職エージェントの2つの役割

転職エージェントには大きく2つの役割があります。

ひとつは、求職者に合った企業を紹介すること。

もうひとつは、求職者のキャリア戦略を一緒に考え、キャリア戦略に沿った企業の選び方を提案すること。

どちらかといえば前者の役割に感じてしまいがちですが、良い転職エージェントの多くは後者の役割を得意としています。

上述のMihoMorikazuなんかは、後者のレベルが異常に高いと同僚ながら感じていますし、彼らときちんと対話できるのであれば、自分にとってよりよい選択ができるのではないかと思います。


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P.S. 急成長中の企業からお声がかかりたい人生でしたね!オファー待ってます!


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きゅーい / koyo
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