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託児先をどうやって探すか
2回目の育休に入る少し前からずっと子どもの託児先を探している。春になって保育園に通うようになるまでのあいだは一応育休期間ではあるが、どうしても出なければならない日だけ仕事に行くことにしている。育児休業中の一時的・臨時的就労というもの。
わが家は実家、義実家ともに遠方なので頼れない。なんとしてでも子どもの預け先を探さないことには仕事ができない。
実際にやってみると、一時預かり先を見つけるのも大変だし、給付金を振り込んでもらえるまで無給なのに託児費用は嵩む。こんなことなら仕事復帰したまま、月契約の認可外保育を探すほうがよかったかもしれないなと思わないでもない。次があれば覚えておこうと思う。一方で育休を取っているほうが保育園申込みの加点があるのでどっちもどっちではある。
今のところ以下の託児先を組み合わせて何とか回している。
①公立保育園の一時預かり
前月に自治体にWEB申込みをして抽選。競争率が高すぎてほぼ当たらない。科研費よりも当たらない。保育料が安い。かつ自治体発行のクーポンが使える。2月は1回だけ当選したので使ってみたいが、1回だけだったらいつもの託児所のほうが子どもの負担にもならないかも…。
②認可外の託児所
平日日中に開設している託児所と、土日祝に開設している託児所の2つをかけ持ちしている状況。1つに絞れたらいいが、予約のしやすさや距離、何より子どもと先生の相性などを勘案するとなかなか難しい。後述のベビーシッター費用の半額程度なので、長時間の預かりが必要な時にお世話になっている。先生や大きなお友だちに遊んでもらえるので楽しそう。
③ベビーシッター(ドゥーラ)
ドゥーラさんにもシッティングをお願いしている。産後のきつい時期にお世話になりたかったものだが、その時期はドゥーラの存在をまったく知らず、最近になって助産院で教えてもらった。費用がかかるが、託児所だと(月齢が浅いために)先生やお友だちにご迷惑おかけしていないかしら…という心配があるので、1対1で子どもをじっくり見てくれるという点においてたいへん頼りにしている。預けに行く手間や持ち物準備の手間がないのもよい。
子どものお世話にかかりきりになってしまって手が空かないために家の引っ越しの荷造りが進まず、いよいよ困ったという時に沢山お世話になった。荷造りしながら横目で保育してもらってる様子を見て、こんな遊びができるんだ~とか、こういう声かけがいいんだ~とか、勉強にもなった。
④ファミサポ・育児サポート
登録はしたがまだ利用していない。
産後わりとすぐの時期に役所に出向いてファミサポの説明をしてもらった。その際に、サポーターさんが家事などをやってくれる育児サポートについても教えてもらった。育児サポートに登録するには自宅で面談してもらう必要があったので、後日自宅訪問してもらった。
利用の準備は整った。しかし、0歳児の育児は大変手がかかるし、うつぶせ寝の危険など考えると少しも気が抜けない。どこかのお母さんに(有償とはいえ)ボランティアでこんな大変なことをお願いしていいのか!?という気持ちが大きくなってしまって今のところ利用していない。子どもがもう少し成長して大人の言うことをちゃんと聞けるようになったら利用したいなと思う。
まとめにかえて
どの託児を依頼するにもまずは子連れでの見学や面接が必要になる。見学や面接といっても、実際は先生が子どもの様子を把握するという意味合いがつよい。
あと、ほぼミの混合栄養にしてきたお陰で人に預ける時はミルクだけでお願いできて、これはかなり助かった。搾乳を預けるとなると結構気を遣うだろうなと思う。
1日が終わると、先生がその日の様子を連絡用紙やアプリなどで報告してくださる。「前回よりお座りがしっかりしていますね」など言ってもらえるので励みになる。保育園入園はまだ先だが、思いがけず子どもの成長を一緒に見てくれる先生が見つかった感じがしてうれしい。預けることへの罪悪感のような気持ちは拭えないものがあるが、先生からのレポートを読んで浄化されている。