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【訪問看護新規立ち上げ②】説明会後の電話相談

先日、iBOWさんの訪問看護新規開業説明会に参加させていただきましたが、個別相談を申し込んだこともあって、電話でのフォローアップをしていただけました。

説明会の中で質問しきれなかったことを電話であらためて質問させてもらい、的確なご回答をいただくことができました。

PSW(精神保健福祉士)の算定について

まず、私が気になっているのは、PSWの算定についてです。開業するなら、絶対にPSWの方と一緒に協働したいと思っています。

私は、たまたまですが、精神科訪問看護の経験をした後に、スクールカウンセラーとして学校で勤務する機会を得ました。

この経験は、同じようなケースであっても、どの立場から関わるか、どの資格の専門性を通してケースを眺めるかということで、全く捉え方や介入の仕方が変わるということを実感する時間になっています。

看護しか知らなかったときは、自分が看護の視点/医療の視点でケースを見ていることに、わりと無自覚でいたように思います。いろんな視点を持っているつもりでいましたが、今教育の現場の心理職という立場になってみると、自分がいかに「看護」「医療」を背負っているかということが本当によくわかりました。

以前も、他事業所の他職種とはもちろん協働してきたのですが、教育の現場に入り、その差異から自分の専門性を確認できたし、他の専門職に対しても、心からリスペクトできるようになりました。

ひとつの専門職、ひとつの領域でケースを捉えずに、領域横断的にケースを扱うステーション、さまざまな職種の目が入り、風通しのよいステーションを運営したいという思いがあります。

なので、開業するステーションではPSWさんに活躍してもらいたいし、専門性を十分に発揮していただきたいと考えています。

以上のことから、PSWの算定について、法律上は看護師と同じ点数で算定できることになっているのですが、要件となる経験や研修などはあるのか質問させていただきました。

確認して、後日ご連絡をいただけることになっています。

管理者看護師の副業について

管理者看護師は専従であると、法律で決まっています。私はステーション立ち上げ後は、自分で、代表兼管理者を務めるつもりでいます。

ただ、実は今、自分でカウンセリングオフィスを運営しているため、立ち上げ後は閉業する必要があるのかどうか、週末などに限定して運営してもいいものなのかを質問させていただきました。

看護師と心理職の両方を経験してみて、両者の仕事は重なる部分もありながら、明らかに専門性の異なるものだと思っています。看護師が心理職をできるかと言えばできないし、その逆で、心理職が看護をできるかと言えば、できないでしょう。

私は、たまたま専門性の異なる領域を横断したため、この違いを肌で感じています。その専門性を考えても、心理職の活躍する場はもっと広がるべきとも思います。

訪問看護ステーションの一部(開業の設備用件として、「相談室」がある)を、カウンセリングオフィスとして使い、信頼できる心理職の方に来ていただく形で、(大部分が自費にはなりますが)必要な方にカウンセリングやセラピーを提供することができないだろうかと考えています。

iBOWさんからの回答は、前例を見たことがないので、ステーション開設予定の市町村窓口で聞いてみるのが早いということでした。

これまでの自分の人脈から、だいたいの開設場所は決めてあるのですが、本決まりしたら窓口へ行ってみようと思います。

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