落とし穴
旧石器時代は、
槍による狩猟だけでなく、
落とし穴による狩猟もおこなっていました。
鹿児島県の種子島で発見された
3万年5千年ほど前のものが世界最古で、
これは、
人間が罠を使って狩猟をした
痕跡としても世界最古です。
シカやイノシシのような
中小動物が対象とされ、
待つだけでなく、
追い込んで落とす『追い込み漁』も
おこなっていたと思われます。
年代や地域、
季節によっても自然環境は異なり、
採れる食料も変わるなかで、
人々は必死に創意工夫をして
食を得ていたのです。
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