見出し画像

家族旅行

更新が遅くなってすみません。

山場を迎えている作品集が色校正に関することでかなり微妙な状況になっておりまして、時間がとられてしまいました。

それはそれとして、実は先週末にものすごく久しぶりに(2015年にスペインへ行って以来かもしれません)家族で旅行へ行ってきましたので、今回はそのことについて書いてみます。うちは引きこもり家族なので、滅多に旅行へは行かないのですよね…。

家族と言っても妻と犬です。それと誘ってくれたのが弟夫婦で彼らの犬も一緒でした。つまり人間が四人と犬が二匹で、レンタカーを借りて箱根、伊豆と巡ってきました。一緒に行ったのはいいのですが、うちの赤柴と弟の家の黒柴がものすごく仲が悪く(同じ犬舎出身で生まれた日もほぼ同じ)、お互いに近づきすぎるとすぐに歯をむき出してガウガウガウガウ〜ッと始まってしまうのが困ったところです。

自分の犬と旅行するのは初めてだったので、なかなか楽しかったです。犬も車で旅行するのは10歳にして初めて、山のワインディングロードなどでパニックにならないか心配でしたが、思っていたほどではなく、3日間も車に乗っていると帰る頃にはだいぶ慣れてきたようでした。

ちなみにottoパンというパン屋を経営している弟は、夫婦で犬とよく旅行しているようで、各地の犬と泊まれる宿やホテル、食事処などけっこう知っているみたいでした。

残念だったのは二泊三日の毎日が雨だったことですかね。伊豆は犬と利用できる施設が増えているらしく、ドッグランもいろいろな場所にあったのですが、雨で地面がぬかるんでいたり、芝生があっても田んぼのようになっていたりして、犬たちも思い切り走り回るというよりはそろりそろりと歩く程度でした。

一日目は元箱根のルチアというホテルに泊まりました。晴れていれば芦ノ湖を眼下に見下ろせる素晴らしい眺めのはずでしたが、道はガスって真っ白で、ホテルの部屋からも何も見えませんでした。ホテルには室内にもドッグランがあって、犬たちは少し走り回れたので良しとしましょう。人間は温泉に入って食事をしたらもう何もすることはなく早く寝るだけだったのですが、何故かフェデラーとジョコビッチの決勝戦を終わるまで見てしまい、寝不足になりました。

二日目は今回の旅行の目玉で、かつ初めての体験であるグランピングでした。月ヶ瀬ウフフヴィレッジです。おしゃれグランピングサイトです。その前に新しくできたばかりの道の駅函南とめんたいパーク、その後昼食でそば屋へ寄りました。

グランピングといっても、弟夫婦はテントに泊まったものの、うちはキャンピングカーでした。テントの予約がいっぱいだったためですが。雨だったのでむしろキャンピングカーのほうが結果的に過ごしやすかったので良いのですが、湿気がすごく、布団も湿っている感じで、屋根から雨漏りしている箇所もあったりして、さすがにこういうのは晴れている日じゃないとイマイチだなと思った次第です。それと、キャンピングカーは室内で人が歩くとかなり揺れるので、ベッドで寝ていると地震が来たのかと勘違いするくらいです。犬は基本的にケージに入れておかなければいけないことになっているのはいいのですが、ケージがかなり大きいため、冷蔵庫のドアと干渉したり、二段ベッドのはしごと干渉したりとイマイチでした。でもこのキャンピングカー、最大6人まで泊まれる仕様だそうです。まあ、6人もいて中で動いたら、かなり揺れるでしょうねえ。

雨なのでキャンプファイヤーはできませんでした。食事は屋根付きの透明な部屋にてBBQです。まあこのへんも、晴れているのと雨が降っているのとではだいぶ雰囲気も違ったはずでしょう。この日は温泉に入って、近くのスーパーで買ってきたお酒を飲んで早く寝てしまいました。

犬はといえば、家で気ままに暮らしているときとは何か様子が違うのです。僕ら飼い主のことをものすごく見つめてきます。そして、おすわりしたまま固まってます。家だと限りなく素っ気ないくせに、この変化はなんでしょうか。

帰る日三日目は道の駅伊豆のへそから修善寺へ寄り、その後沼津港の深海水族館でダイオウグソクムシを見てから、漁師めし食堂で漁師の富士もり丼を食べて帰宅しました。メニュー写真とはだいぶ違いましたが。

犬は家に帰った途端にまたいつもの素っ気ない動物に戻って一人で勝手に寝に行ってしまいました。

ここから先は

0字
定期購読していただくと、ほぼ全ての過去記事が読めるようにいたしました!

25年以上フリーランスのイラストレーターとして生きてきた経験から、考えていることや考えてきたたことを綴ります。海外の仕事のことや、ときには…

サポート、フォロー、コメントしていただけたらどれもとても嬉しいです。いただいた分は自分の継続エンジンの燃料として使わせていただきます。