アート・オブ・デザイン

僕は青山塾のイラストレーション科でコンセプチュアル・イラストレーションの話をするときに、毎年クリストフ・ニーマンの作品を紹介するのですが、先日受講生の一人がNetflixのアート・オブ・デザインというシリーズに彼が出ていたと教えてくれました。

さっそく見てみると、ニューヨークからベルリンに拠点を移したときの話や、もちろんThe New Yorkerのカバーの仕事の話など、とても興味深かったです。

クリストフ・ニーマンは非常に頭が良くて、面白いアイディアをたくさん出してくるイラストレーターという印象が強いです。憧れるイラストレーターの一人です。

ただ、僕にとってコンセプチュアル・イラストレーションの原点というのは、何をおいてもブラッド・ホランドです。コンセプチュアルに限らず、イラストレーターと言われて思い浮かぶのはまずブラッド・ホランドであるというくらいに偉大な人です。イラストレーションの歴史の中で不動の地位を築いた人であると思います。そういえば、彼の絵は授業で紹介してないですね。

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25年以上フリーランスのイラストレーターとして生きてきた経験から、考えていることや考えてきたたことを綴ります。海外の仕事のことや、ときには…

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