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吃音は治らないと言われる所以について

結論からお伝えすると


対人関係で吃らなくなっても
吃音である自分自身は変わらず存在するから

です。

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話し方の癖である吃音を抱えて
長いこと生きてきた人が(僕は約20年)

1年や2年で完璧に忘れることは
普通に考えて難しいですよね。

いずれ消え去るのかもしれませんが

まだ僕もその領域には達していないので
断定は避けます。


ちなみに

今の僕の状態(=吃音克服した状態)は
Bさん(この後解説します)を100%ものにした状態です。

言い換え等のテクニックを使わなくても
口にしたいことをそのまま、予期不安なく伝えることが出来ますがあえて吃らせることも出来ます。


これは

爪の噛む癖がある人が
癖を治しても爪を噛むことが出来る

ということと同義です。

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話を戻しますが

前提として

吃音克服をした状態
=あなたではない話し方をマスターした状態

です。


症状がある程度改善されてきた段階で
(具体的なことは今回は割愛します)


あなたではない話し方をインストールする作業
すなわち、話し方の真似


をしてゆく訳ですが


これをマスターすると、あなたの中に

Aさん(吃る話し方の自分)
Bさん(吃らない話し方の自分)

の2つが存在する状態になります。


それ故にBさんを使うことが出来ると
言い換えなどのテクニックを使わなくても
予期不安なくスラスラと話すことが出来ます。


あなたの現在と照らし合わせてみて欲しいのですが

普段は比較的マシなのに
上司との会話、面接、電話、自宅など
特定の場面で吃ってしまう経験がありませんか?


これは
上記で示したAさんが登場してしまっているからです。


たまたまBさんが登場すれば吃らないけれど
方法を知らないとそれを再現することが難しいために
症状にムラが生じます。

発音練習や呼吸法などのアプローチは
Bさんを100%確実に登場させる方法ではないため
途中で行き詰まり

吃音は治らないという結論に至ります。


これらの理由から


僕は吃音に根本からアプローチする
話し方の真似を提唱し、書籍を作成しました。


簡易的な文章ではありますが

吃音が治らないと言われる所以は
吃音に上記のような特徴があるためです。


ご質問があればお答えしますので
お気軽にメッセージを下さい。



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