のうがえぇ道具たち〜夏編〜

木頭で暮らしはじめてから
あ！これはあった方がいいな！
という道具が増えた
のうがえぇ（使い勝手がいい）道具が

木頭の夏
多雨多湿な木頭
周りには
山あり川あり石垣あり田畑ありの
田舎暮らし

人が嫌う
人を噛んだり刺したりする虫たちも多い
特に夏は集中的にやってくる

テジ（テジロアブ）
でかいアブ
ムカデ
ハエ
ゴキブリ
などなど

特にムカデに
寝込みを教われることも多々あるので
夏は枕元に火挟みをセット

「火挟み部屋においとるか？手の届くとこ置いといたらの、いざという時すぐ使えるでぇ。おいとけよ、あちこちに。」

木頭の地域の方のお家には
火挟が常備
炭を挟んだりするのんと
ムカデとかを挟むのん

ということで
我が家には

◯火挟み
◯大きいピンセット
◯シュロで作ったハエ叩き

火挟みは時に
生きたムカデを挟んだら
うねうね動き
逃げ出すことが
そんな時
大きいピンセットがいい！
生きたまま
焼酎に漬けると
虫刺されの薬に

アブやハエなど
飛んで移動するものには
シュロで作ったハエ叩きがいい

「シュロのハエ叩きはのぉ、ええ長さにつくれるしの。固くなりすぎんけん、叩いた時にびー（内臓）が出にくいんよだ。がいに叩けんけんの。ええぞ。」

と、自作し、我が家に導入
叩いた時に
潰れてしまわないくらいの
たたき具合になる

ということで
我が家にも必須の道具に^ ^

「まぁ、アブが網戸にじょうにおるでー。とったらええわ、こうやって。手もみもみしての。」

血を吸うアブが
網戸にまあまあいた時
おばあちゃんが手で何匹も捕まえて
モミモミして手で潰して
畑にポイッ！

「素手でもみもみー！」

と思わず叫んでしまった！

「手も道具ぞ。使わんとの。」

なるほど！！
木頭のおばあちゃんは強い！