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鹿のつの

木頭で暮らしはじめた1年目の時
木頭の暮らしで起こることの
全てが新鮮で
毎日ドキドキワクワクしていた気持ちを
今でも忘れない

そんな1年目
地域の方が

「これ、やるわ!ほれほれ!」

と、くれた鹿の頭蓋骨のあるつの

「これ、どうしたらいいんですか?」

「倉庫に吊るして、つのになんぞかけとけ!」

と、気づけば我が家にふたつやってきた

前の家では倉庫の壁にかけていて
何か引っ掛けたり、飾りになっていたり
新しい家に移動してからは
玄関先に椿の木の枝とともに
飾っているというか置いている

すると
回覧板をつるす場所になった^ ^

「回覧板、おらん時どこ置いといたらええだろかぁ?」

「玄関の手すりに、S字フックかけとくんでそこにつるくってもらえたら。」

という話になったけど
鹿のつのが飾られはじめてからは
もっぱら鹿のつのにかかるように
こっちの方が木頭らしいなぁと
今では定位置に^ ^

地域の方のお宅にお邪魔した際
よく、軒下や倉庫に
鹿のつのが吊り下げてあって
日常的な道具などが吊り下げてあり

「これ、ナイスアイデアですねぇ。」

と、言うと

「山歩きよったらよう落ちとるでぇ。ほれをただつるくっただけよだ。のうええぞぉ。」

鹿のつのは
木頭の暮らしでよく使われていて
自作の刃物の柄などに使っている人も多い

木頭のあるもんで
何でもつくっちゃう暮らしが
ものすごく魅力的で楽しい
だから、木頭7年目の今でも
ドキドキワクワクしてしまう^ ^

私も少しずつ
木頭ならではの暮らしを
自分に取り入れていきたい^ ^

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