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ビニールハウス大移動から見えること

仕事でも
プライベートでも
地域をうろうろとしているので
たくさんの地域のあれこれに遭遇します

「ビニールハウスを移動するけんのぉ。」

ビニールハウスの移動!?
下の畑から上の畑へ
ビニールハウスの大移動をするという

こんなチャンスはなかなかない!
と思い
できることでお手伝い

木頭には
シルバーさんと言われる
年齢60歳以上の方が登録し
自分のできることでお手伝いをするという
社会福祉協議会の取り組みがある

シルバーさんが
ハウスの移動をお手伝い


印をつけて
川側の部品と
山側の部品を分けて
上の畑へ運んで組み立てる

はしごに登っての作業もあり
まあまあな重労働

「シルバーゆうても、わぁもあと少しで80歳じゃけんの。80になったらもうシルバーはやめじゃの。できんわの。」

草刈機を使っての草刈りから
チェーンソーを使っての木の切り倒し
除草シート貼りや
畑の耕し作業などなど

シルバーさんの仕事は
多岐にわたる

特に高齢の女性の
一人暮らしの方からの要請が多く
シルバーさんに助けられている方も多い
しかし、あと10年経ったら
あと5年経ったら
近い未来のことを考えると
シルバーさんに頼れなくなる
どうしたらいいんだろう、、、

と、ハウスを大移動しながら
地域の方とシルバーさんと
お話しを

こうやって
地域の方と作業を一緒にさせてもらうと
地域のリアルな
タイムリーな
課題や問題に
思いっきり触れる機会が増える

こういう課題は
暮らしてみないと分からない
暮らしているからこそ不安を感じ
その不安から見えてくる課題が
たくさんある
しかも、喫緊の課題である

「そこ、押さえての。こうやるんじゃ。こうやって、こうぞ。」

ハウスの大移動なんて
やったことないので
見よう見まねで
先のことも考えながら
周りの動きを見ながら
スキルを身につけていくしかない!

「ほーじゃほーじゃ。できとるできとる。うまぁなったわ。ははは。」

最後の方には
要領を得てきて
褒められて上機嫌に(笑)

お昼のチャイムが鳴り
ちょっと過ぎてから

「できたー!」

ハウスの大移動が完了!!

「ほんま助かったわぁ。ありがとう。これで、野菜がよう育つわ。」

おやつに食べぇといただいた
手づくりのアップルパイ

アップルパイをいただきながら
ハウスの大移動で話をしたことを
思い出す

いったい
どうしていったらいいんだろうか
集落支援員として何ができるんだろうか
地域のひとりとして何ができるんだろうか
考えるけど
考えすぎずに
できることを少しずつ
形にしていければと

アップルパイが
美味しかった^ ^
疲れなんてふっとぶうまさ!

地域の方の
ありがとうの気持ちが
身に染みます^ ^
ありがとうございます^ ^

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