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習字でカレンダー制作

「あ、練習はいいです」ぶっつけ本番で書こうとする習字教室ベテラン勢

水曜は、体調不良でお休みの子が多かった。
清書を出したばかりで、まあ余裕はある。のんびりムードの日だった。

「先生、そういえばカレンダーっていつやるんですか?」
息子がこっそりと聞いてきた(教室では先生と呼ばせているが、敬語は別に強要していない)。
その場にいたのは、教室を立ち上げたときのスターティングメンバー。息子、そして息子の幼なじみSさん。
同じ空間に成人のペン部の方もいるけど、課題に没頭されているし、高学年2人が静かにカレンダーを作りはじめたところで、特に問題はない。

「じゃあ、いま書いている硬筆の作品、いいの書けたらカレンダーやります」
「よしっ!」
何年もやってると、カレンダーという単語だけで、説明不要なのも気楽だ。

日本習字のカレンダーイベント

一応カレンダーとは何か、説明すると
筆文字やイラストをかいて、カレンダーのポスターを完成させるイベント。教室に来ていない人も参加ができ、習字の楽しさを感じることができる機会のひとつ。

用紙は、下の方が年間カレンダーで結構便利。上部の空白がちょうど半紙の大きさになっていて、作品を書くのにちょうどよい。なんなら半紙をそのまま貼ることもできる。

自己肯定感の高い人たち?

何年もこのイベントを経験しているからか、このふたりは練習しないで本番を書くつもりである。

「この字は得意なんで大丈夫です」
「いや、1枚は半紙に書こうか」
「……」(半紙にサラッと書く)
「上手い」

息子は一応、字典見たけどまぁサラッと書いてる。

この人たちにとっては、着色が本番なのだ。36色のサインペンやラメの筆ペンの在処も大体知ってる。
イラストのパターンも私は把握してるぞ。
息子は干支を踏襲して、ちょっと味のあるイラストを描いてる。

できました

構想一瞬、練習1回、残りはお絵かきタイム

硬筆を仕上げてから始めたけど、あっという間にいい感じのカレンダーが作れてしまった。さすがです。

今週来週で、カレンダーをやってない人はやってもらうかもしれません。
お楽しみに!

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