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硬筆と毛筆を自分のペースで学ぶ - えんぴつクラブエピソード1

キツツキ習字とえんぴつクラブ

下目黒キツツキ習字教室です。東京都目黒区で書道教室をしております。
日本習字という団体に所属しています。
今回は、幼児向けの硬筆教室「えんぴつクラブ」の実例のひとつをご紹介したいと思います。

初めてのえんぴつクラブ生徒さん

えんぴつクラブの教材を使用しての講座がスタートしたのが2023年度。初めて開始してくださった生徒さん(当時年長さん)のお話です。

このテキストも筆も両方始めたいです!!

年長の秋から、えんぴつクラブと日本習字幼児部(毛筆・硬筆)を併用。
体験時に、えんぴつクラブテキストの内容、筆での練習の両方を気に入っていただき、今両方始めたい!と強く希望されました。

初受講者! なのに多分イレギュラーな状況だったと思います(笑)
日本習字のセンターにも相談し、「えんぴつクラブが終わってからのほうがおすすめではある」という雰囲気でしたが、強く希望されているとお話しし、受付を済ませました。
経験がないからこそ、何も恐れずに楽しみな気持ちだけで申し込みができたのではないかと今では思っています。

硬筆、ぬりえ、ときどき毛筆

初めはえんぴつクラブがメイン、時々お手本(ぬりえや毛筆)を楽しんでいらっしゃいました。
年長さんなのでそう長くは集中できないと思っていたのですが、毛筆を始めたら何枚も練習したがるなど、好きなことに熱中しているという様子がよくわかりました。

最初は提出なしでもOK

日本習字のシステム上、通常コースのお手本に掲載されている作品を、硬筆・毛筆で各1点提出ができます。お母様とご相談の上、もちろん最初はえんぴつクラブを優先することにしていました。
提出できない回があっても許容範囲と考え、本人のペースを優先し無理はさせないようにしていました。毎回しっかり寄り添ってくださったお母様にも感謝しております。

それでも、幼児部から書き初めの画仙紙(280x850mm)に挑戦するなど、早くから毛筆の経験を積んでいきました。

小学生になってからの習字学習

小学生になるとお母様がつきっきりでなくても練習できるようになり、親子での習字レッスンが叶う様になりました。成人のペン習字を始めたお母様と、おふたりで毎回練習されています。

基本的にお隣の席で親子習字は行なっていただくのですが、お席の都合で離れてしまっても、ひとりで道具を使いこなしている姿が最近見られました。とても頼もしく感じております。

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