朝日を浴びに行く
考え事をしていたら朝になっていた。
気になって寝ることができなかった。
考えても答えが出なかったので外に出た。
朝日を見て気分転換だ。
日の出が早くなったと感じる。
出かけるころには外は明るくなっていた。
朝日が昇り、光が溢れる。
何度見ても飽きない瞬間だと思う。気持ちがいい。
鳥たちも光を浴びてバランスを保っているのかもしれない。
セロトニンが分泌されている感じがした。
光が強すぎるとシルエットになってしまうけど、そのまま利用する。
逆光にならない場所を探して撮るのも良いと思う。
鳥の中でもゴイサギは好きな鳥だ。見かけるといつも撮っている気がする。
赤と黒の瞳が特徴的で綺麗だと思う。
疲れたのでカモたちを眺めていたら、年配のおじさんにあいさつされた。
”あそこの木の所にオオタカがいるんだよ”言っていた。
オオタカってなんですか?とは聞けず、そうなんですねと答えた。
鷹の仲間ということは分かった。それだけでいいんじゃないかな。
良く知らない。知らないことは知らないんだ。
近々幼鳥が産まれるようなことを言っていた。
いつかは動物の子育てなんかも撮りたいななんて思った。
僕のレンズでは距離が遠すぎるのでその場を後にした。
自分が美しいと思うものを撮れば良い。
それが良い瞬間だと思えばシャッターを押すだけ。自分の中に見極める感性のようなものがあれば十分だ。
良い朝だった。