リバーズ・エッジにみるラストのE.T.観
年末年始に、久々に「E.T.」を観たとき、ラストに感動した。
別れのとき、男の子の胸あたりを指さし、『ouch(痛い)』とE.T.が指を光らせる印象的なシーン。
このラストを観たとき、同時に思い出したのが、「リバーズ・エッジ」のラストだった。初めて読んだとき、このラストにやはり感動したのだ。
岡崎京子の代表作、「リバーズ・エッジ」(94年)は、ラストにこうある。
『こねこが死んだ時 大声を出して 吐くようにないた
あの時は超悲しかったけど きもちが良かった
今は苦しい ただ胸が苦しい』
両タイトルともに、映画、コミックの名作に変わりはない。そして、ラストシーンも若い頃のリアリティがそこにはあるのだ。
#E.T.
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