ウクライナ侵略、個人的な感想文!
「姫〜!予想通り、これは簡単には終わらなくなってきましたね・・・。」
「プーチンは、何かに乗せられたのかもしれんが、粘り強いなぁ・・・。困ったものじゃ。」
「どちらかが決定的に勝たない程度に、負けにくい手を指し続けられるようにコントロールされているように見える人が多いようですね。」
「実際そうじゃろなぁ!?行き詰まっていた経済に、特に、アメリカはこのあと、少し、息を吹き返すじゃろな。売電さん、もう、嬉しくて仕方ないっって顔して、TVにしょっちゅう出てる!ま、彼は、ネオコン(米国軍産複合体)では、末席じゃからな。末端構成員ってのは、ある程度力を持たせてもらえると、ついやりすぎる!本部の親分にアピールしたくなるんじゃよな。バイデンさんは、典型的じゃな。”ザ・ファブル”の柳楽くんがやってたチンピラみたいなもんじゃ!まあ、彼(売電氏)の場合、表向きの顔にはよかったんじゃな、ネオコン幹部から見ても。ただの人の良いおじいさんに見えるからな。いっぽう、クリントン、特に、ヒラリーさんの方は、ネオコンでもかなりの上席を占めて居られる。アメリカ人のエスタブリッシュメントはみんな、知っていることじゃが、怖いので、口にはしないけどな。」
「しかし、でも、そこまでやられると、親分としては返って迷惑ってことも多いでしょうね・・・。で、しょっちゅう怒られてるね。ちょっと残念な爺さんだよ。ホントかウソかアルツハイマー。それはそうと、プーチン、核弾頭使いますかね?」
「そう簡単には絶対、使わない。というか、使えないよな。いつでも使える状態にして、スイッチは、枕元においてあるみたいだけどな。」
「そこが、フセインの時みたいに、簡単に特殊部隊を使って、誘拐して、裁判も何も適当にさっさと済まして、断首台へ送れない、最大の切り札ですもんね。」
「逆にいうと、核弾頭を装備したミサイルを撃てば、その後、必ず、自分は暗殺されると理解しているな、プーチン。」
「それは、素人でも解りますよね。結構、全てが出来レースかもしれないし、そうでもないかもしれない。」
「じゃな、かなり際どい脅しは何度もかけてくるじゃろうけど、実際には使わない。精神状態がもう、極限まで追い詰められないと使わないよな。」
「”西側”もそこは、様々な情報もリークして、追い詰めすぎないようにしていると思われる。」
「中東戦争、イラン・イラク、湾岸と続いたときのように、数十年紛争続けば、とりあえず、欧米、特に、アメリカ経済は息を吹き返すね!」
「プーチンも織り込み済みのはずですよね。」
「なので、実は、足元見ていて、余裕があるはずじゃよ。困っているのは、オリガルヒと呼ばれている人たちの一部かな???」
「彼らも、でも、数百億、凍結されても、びくともしなくらいの巨大な金持ちですよね。」
「ん。悲惨なのは、結局、普通の市民たちじゃよな。」
「難しいところもあるけど、手を尽くして、まともな難民は避難させるのに、重要な役目を買って出たとアピールしとかないと・・・日本も。」
「こないだなど、ウクライナは、戦争支援に対して、主要31カ国に対して、感謝を表明したが、日本もかなりやっているはずなのに、やはり入っていない。」
「国是があって、表向き、武器供与などできないからなぁ・・・・・。」
「しかし、とうとうドイツまで、武器を供与し出した。これは戦後を見ているな。」
「と、いうと???」
「無償供与っていっても、武器メーカーには、相応の対価をどの国も支払っている。それは、結局のところ、各国の税金、で、戦後はその決算をしないといけない。」
「またか!『日本は口だけで何もしなかったのだから、支援した各国にきちんと金を支払え!』と言ってきそうですよね!」
「言われないように、様々に手を打つべきじゃけど、日本は、敵にも味方にも配慮しすぎる。ロシアからは、『アジアでいちばんの敵』とまで言われたのに、ウクライナからも感謝されていない。」
「それは日本人的には美徳でもあるんだけどな・・・・・・・・。」
「欧米的なルールでは、通用しない。『何もしなかったやつ!』って言われるだけだな。」
「ドイツまでが動いているとなると深刻ですね。」
「ナチスの記憶があるので、ドイツは、あんまりこういうとき積極的には動いてこなかったよな。」
「ドイツも軍国主義ナチズム復活か!って言われますからねぇ?」
「ロシアの天然ガスパイプラインも、ナチスがモスクワまで攻め込んだなどの歴史を鑑みて、という部分もある。ロシアに経済的に協力していたんじゃよな。ま、メルケルさんは、旧東の出身で、社会民主主義者でもあって、ロシアにも好意的な部分があったのも事実じゃけどな。」
「日本も早急に国是の範囲内で良いから、もう少し、アピールできないとまずいことになる。」
「ものすごい額の費用を請求されそうですねぇ・・・・・・・。ヤダヤダ。」
「その額あれば、日本国内の様々な問題に、結構な手を打てたはず、ってことになるぞ。例えば、理研も(若手研究者たちを含む)600人もの犠牲者の首を切らなくても済むし、類似の様々な問題に手を打ってもお釣りがくるくらい、請求されてもおかしくはない!」
「そう簡単には終戦しなさそうだから、何か考える時間はありますね。」
「それに、今回のウクライナは爆発的に報道されたけどな。ゴルバチョフの民主化、グラスノスチ、ペレストロイカ、そしてソビエト連邦の崩壊以後、ずっと戦争は続いている。」
「ユーゴスラビア、コソボ、チェチェン、あたりは有名じゃよな。これも、スラブ系の白人と遊牧民系のコーカサス系の白人、それに、元々は西側に近い民族、やイスラム系っと、な、ずっと続いている内向きのごちゃごちゃが吹き出してきたのが歴史じゃ。」
「ゴルバチョフがいい人すぎた!ってプーチンは思っているみたいですね。プーチンだけではなく、旧体制下が懐かしい人々はみんな、ね!実際、ロシア国内でのプーチン支持率は、8割を超えている。ま、どういう風に調べたのか、わかりませんけどね!」
「しかし、ソビエト連邦時代、優等生だったブルガリア、ルーマニアなどでは、独裁者のやりたい放題(ムラデノフやチャウシェスクを思い出そう!それに、セルビアのミロシェビッチなども!)が常に、問題になっていたし、ゴルバチョフを説得して、うまく民主化したものの、積年の恨みつらみが一気に吹き出した旧東欧内部では内戦状態に陥った各国の戦争に干渉して、NATOは東へ拡大してきた。」
「そこまでは、シナリオ通りとの指摘もありましたね。」
「これは、ロシア帝国の最後のあがき、断末魔の叫びでもある。どう処置するのか?西側諸国の首脳陣の対応がさらなる後年、大きく評価されていくと思われる。」
「しかし、中国の台頭は確実になりましたよね。」
「そうじゃな、プーチンも悟っているはずじゃ。『中国とアメリカに乗せられた!』ってな。クリントンーオバマーバイデンのラインと中国は、ツーカーの仲じゃったからな。」
「かと言って、引くに引けないところまできていますよね。それと、この戦後は、アメリカもこれまでのようにはいかないはず、少なくとも、中国との間にこれまでよりも緊張が走るな。中国も、これまで以上に、もう、アメリカの思惑通りには動かない。」
「アメリカも、少なくとも共和党系の指導者層は手を打ってきているはず、ただ、極東の平和までは面倒見てくれそうにない。ロシアはロシアで、少なくとも、ドネツク、ルガンスク(通称ドンバス)は、ロシア側に引きいれ、クリミアとの黒海海岸沿いも支配して、地続きで制御したい。そして、黒海とその主要港は抑えたい!それは多分譲れないはずじゃよ。」
「”暖かい港”はロシアの悲願の一つですね。それに、日本ではあまり報道されていませんが、マリウポリには、ネオナチの大きな拠点があったとも言われています。これは良くわかりませんけど。」
「ロシアは、ナチズムには強烈なアレルギーがある。撃退はしたものの、モスクワまで囲まれたのは事実。」
「同じ意味で、フィンランドとバルト3国、そして北欧3国(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー)も常に、ロシアの脅威も感じて、バランスをとって生きてきた。」
「フィンランドなど、ロシアに併呑されてましたもんね。一時期。」
「あの悪夢の時代に戻りたくないじゃろなぁ・・・。」
「しかし、スウェーデンだった時期もある。」
「そうそう、ゲルマンもスラブも、遊牧民には優しくない!w」
「ま、歴史とは、って話じゃ。」
「我々が世界史を学んだ頃は、『ウクライナ地方はソビエト連邦の穀倉地帯かつ資源産出地帯』って教えられたものじゃよなー。」
「黒海を南に控えて、天然資源と小麦等の穀倉地帯と、本当に豊かな地域なんですよね。」
「猖獗地のアフリカから逃げ出した現生人類のその一群が、コーカサスから、黒海沿岸にたどり着いたときこれだ!と思ったはずで、こんな良い土地があったのか!?とな。」
「温暖だし、と言って、ジメジメもしていない。」
「ともあれ、早く平和に戻って欲しいものじゃ。」
「日本の政府、内閣も、現実的に日本人の損害を最小限に食い止めるための手立てを講じて欲しいものです。ドイツすら、今回は動いている。」
「締めるところは閉めても、総合的に判断して、やるべきことはきちんとやって欲しい。」
「やっぱ、人道支援として、できることをきちんとやって、世界にアピールすることも忘れぬことですね。」
「そこが苦手!」