4/12 物事のやり過ごし方

世の中には2種類の「物事のやり過ごし方」がある。

ひとつ目は、その場しのぎ的なやり過ごし方。
ゴルフのパターのように、それまでの経験や即座に安易に得た知識で返すというものである。振り被らない、頑張らない。
コミュニケーションのような脊髄反射的な応答に近いかもしれない。

ふたつ目は、積み重ねた上で受け入れるやり過ごし方。
野球のバッターが振りかぶるように、時間を使って葛藤しながら出来上がったものをぶつけるというものである。
これは舞台をひとつ作る感覚に近い。


大学生になってから、その場しのぎが増えた。授業の課題もそう、サークルもそう、劇団もそう。ある程度サボる技術を身につけ、スルーすることに慣れ、ある程度お金を動かせるようになったからだと思う。いわゆる”大学生になった”ということなのかもしれない。まじでつまらないしこの自分は好きではない。
その場しのぎは、楽だ。結果が振るわなくても別に凹まないし言い訳できるしただただ自分に対して失望して終わるだけだから。

「何かの引退公演がしたい」と思った。最近、誰かが頑張って作った舞台・作品の中に軌跡を見て涙が出てしまう。私何作ったっけ?こんなに何にもしてないの、望んでたんだっけ?

最近気をつけているのは「楽しみにすること」。ご飯でも旅行でもドライブでも、もちろんただの日でも、その日に向けてたくさん調べる、服装を考える。おかげで割と楽しい。これは大きく振りかぶる練習で、小さく振りかぶってみている。楽しい。

そろそろ、たくさん準備したものを発表するワクワク、みんなに披露するドキドキと、やり切った達成感を味わいたいな〜〜〜じゃないと存在意義がわからなくなってしまう、

その一歩目として、思考の整理のためにnote 書いてみるか〜と思って始めたのがこれです。次回は「言葉にできるは武器になる」にて練習問題を解いてみます。

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