1029 地域キャリアデザインプログラム勉強会
つい先日、然さんにお誘いをいただき岩手大学で行われた地域キャリアデザインプログラム勉強会に参加した。
夏に岩手県の6つの自治体で行われた大学生短期受け入れプログラムについて、大学生側、地域側からそれぞれ振り返りを行い、それを踏まえて意見交換をするものである。
私は今、西和賀町地域おこし協力隊インターンとして活動を行っている。勉強会にいた唯一の地域おこし協力隊インターンとして、唯一の大学生として感想を綴っていこうと思う。
内容について思ったこと
・ひとつの業務に大学生を当てはめるとなると、小中高の授業感が強くなってしまう。からこそ、大学生が自分で考える余地のあるプログラムにより惹かれる。
・ここで働いて暮らすことをイメージできるか、地域の作り手としての意識が持てるかが次につながるかの重要な要素となる気がする。
・ただ仕事場と滞在先を行き来するのではなく、地域の人や地域おこし協力隊との交流があると「人」を通じた繋がりができるから良い。
・地域住民感とお客さま感のバランスが難しい。地域住民感を100%にすると思考の広がりがなくなり、お客さま感を100%にすると現実と向き合うことができない。
・「地域を知ってもらうこと」と「大学生の今後の糧になること」が同じ配分になったらより楽しいんじゃないか。
農業体験も大事だけど、私が行くなら農業のメカニズムがわかったり、ブランディングの案を考えたりする、方法論的な部分を入れてくれた方が刺さるかも。
・2年目以降むけに学生の事前探究が必要な形を作ったら需要あるのでは!ミッションを自分で設定して、事務局側も1 on 1の機会を増やしてあげてプレ起業みたいな感じで
いちアイデアで、距離の問題から現実性は薄いけど、循環型にするのも面白いかな〜と思った!農家の人が大学で学べる、大学の人が畑で学べる、それぞれの専門分野を掛け合わせた実践を現場で行う!
私が西和賀でやってておもろいこと
今地域おこし協力隊インターンで来てて毎日めっちゃ楽しいけどその要因ってなんだ?!って考えたこと
・同じことをやるのでも、どこまで考えるかで効果が異なるのが面白い!って思う
・地元だと関わりにくい役場にダイレクトに声を届けることができる
・コンビニがなくても暮らしていけるってことがわかる
・企画やSNSの動かし方を知ることができる
・地方の現状を知る、そこで生きている人たちの考え方を知る、いろんな人間がいることを知る
・興味×実践の形で企画を動かせるのが楽しい
感謝
改めて自分のいる仕組みや環境、この制度のこれからをメタ視点から検討する有意義な時間でした。ここまで大人が真剣に取り組んでいることが学生にもっと伝わったらいいな〜と思ったし、ノリで来た大学生がだんだんマジで楽しんでいくような仕組みを作れる可能性に溢れたプログラムだなとも思いました。来年度以降もすごく楽しみにしてます!うちの大学もやらないかな?
名刺持っていくの忘れたの一生後悔する、みなさんFBで繋がってください……!