映画 『窓ぎわのトットちゃん』で描かれる子どもの空想の世界
初めて『窓ぎわのトットちゃん』を読んだのは、おそらく小学校高学年の時。当時、自宅の本棚にどんな本が並んでいたのか、ほとんど記憶がありませんが、この本があったことだけは覚えています。表紙に描かれている、いわさきちひろさんの絵がとても印象的でした。電車の校舎、汲み取り式のトイレなど、自分が知る小学校との違いにびっくりしながら読んだことを、なんとなく覚えています。
そんな『窓ぎわのトットちゃん』がアニメーション映画になると知り、文庫本を買って数十年ぶりに再読しました。幼児教育に携