見出し画像

Tele 箱庭の灯に行ってきた

まず、最初に自分はTeleを愛してやまない人間という事を前置きとして置いておきたい。好きすぎるあまりに本当に気分の悪くなるような文章を書いてしまう事があるかもしれない。そこはどうか許して欲しい。それは彼に対する愛として受け取って欲しい。
2024年6月1日、谷口喜多朗の誕生日、この日の朝は早かった。朝8時に目が覚めてしまって、そこから準備をして10時には日本武道館に着いていた。

朝10時過ぎの日本武道館

そこからネットの友達と4,5人で会場の付近で写真を撮ったり、駄弁ったりして物販の整列が始まったから友人達と整列に入った、前から3つ目のグループでテンションが上がった事を覚えている。そして、一つ前のグループも知り合いでそこでも駄弁り、後ろのグループが色んな人がくっ付いていたので、そのグループと合体させてもらって確か音楽関連のワードだけで山手線ゲームをした、気がする。
本当に楽しかった、Teleファンって本当にみんな暖かくて、柔らかくて、好き。そして、遂に物販の列が動く、そこで30分ぐらい立たされた。2024年の6月は例年通り異常気象、夏なので灼熱でかなり暑かった。でもTele好き!パワーが偉大すぎて余裕で乗り切った。そしてまた物販の列が動き、物販購入!僕はポーチ以外の全商品を購入して、ランダムキーホルダーは買わない友達に5個買ってくれない?と頼み込んで何とか確保、ありがとう。そうして、遂にTeleのロゴTシャツから箱庭の灯ツアーTシャツに着替えた時に、「ああ、遂に今日なのか。」と強く実感した。この武道館のチケットは前回ツアー、祝/呪の新宿公演にて発表された。この公演は僕にとってかなり思い出深い公演だから記事にしようと考えている。その新宿公演は武道館当日から約8ヶ月先の話で発表された時は正直現実味はなかったが、そのツアーTシャツを纏った時、始まるな、と感じた。そして、Teleファンの方々が横断幕を作成、企画してくれていて、有難く書かせてもらった。その後はネットで繋がったTeleを愛してやまない同志達とお話しをして最高に楽しく、幸せな一時を過ごした。そしてこの日僕には一つ緊張している事があった。それは僕が企画していた集合写真だ。横断幕の企画をしていた方に力を貸してもらいつつ、集合写真企画を行ったのだができるだけ迷惑が掛からないように努力して何とか成功!その時の写真がこれ!

集合写真

なんと想定したよりかなり多くの方に参加して頂き、100人超の方々に参加して頂きました。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!来年の春に開催される横浜アリーナでも企画しようと考えておりますので近くなりましたら案内出そうと思います。是非お読みになられている方はお越し頂けると嬉しいです。さて、この集合写真を撮り終わり友達との交流も落ち着きを見せてきたところでいよいよ開場時間になった。僕は思う存分泣きたいという理由で単番にしていて近くに友達がいたのでその子達と会場に入った。会場に入った後まず目に入るのは黒色のツアーポスター。ここでとりあえず写真を撮った。この時のテンションは絶頂に達していたのでノリノリで写真を撮った。そして僕はアリーナだったのでノリノリで階段を下って、いよいよセットがお見えになり、大きい画面にTeleと書いてあり涙した。そして、僕は最初あの白い布が何かを隠しているのか!と思っていたが、あれは砂漠をイメージして作られたセットで、後に僕は知ることになる。そして、始まる前ソワソワしすぎて隣の人に話しかけてしまった。その人はTeleが初めてらしくテンションが絶頂に達している僕と大人で落ち着きがありつつ楽しみではある素振りを見せる彼とでは噛み合わないように見えたが何故かマッチした。そのまま楽しくおしゃべりして、僕の心の中では星の数と同じぐらいの感情が交差して1秒が人生の中で一番長く感じられた。
そして、開演。セットにある巨大スクリーンに映るのは列車に乗る老人と若い男の子。そこで箱庭の灯についてを男の子が尋ねてそれに対して答えを見つけに行け、と返す老人。ここはテンションが上がりすぎて本当によく覚えていない。ごめんなさい。しかし、映像の中に室外機がいて、そこでカルトだ!カルトだ!と慌てたことを覚えている。そして、映像が終わりを告げた、と同時に掻き鳴らされたのはカルト。僕は拳を高く突き上げイントロを叫んだ。会場のボルテージは上がりきっていて会場内からたくさんの声が聞こえる。後のインスタライブで彼は一曲目でカルトを演る事は決まりきっていた事がわかった。彼は天才なのだろう。そしてカルトが終わる頃には観客全員が笑顔になっているように見えた。そして2曲目、ホムンクルス。前回ツアーの祝/呪にて初披露された曲で、ここで持ってくるのか、!という感想を持ったのを覚えている。武道館の音響で聞くホムンクルスは特別で、美しい音を奏でていた。次は夜行バス。この曲は彼にとっても思い入れがある曲のはずだ。この曲は彼が3ピースバンド時代から存在する曲でそういう面ではバースデイより古い曲のはずだ。夜行バスはライブを重ねる毎に進化していて、良くなっていっている。次聞く時は注目して聞いて欲しい。そして、次は人気曲Véranda!やはり知名度がある曲である程度ノリが分かってる人が多く、武道館の一体感に心をやられた。物凄く良かった。本当に。そして、これだけ語らせて欲しい。2番の「僕の隙間に、入り込んじまってさ」の「隙間に、」のアレンジが好きすぎて、何回でも聴きたくなってしまう、好きすぎる。そしてしっかり「別れを知らない僕らは〜」を歌い、浮いた気持ちのまま次の曲へ。5曲目は初恋、僕の中でTop3には確実に入ってくるぐらい好きな曲である。最近の音楽シーンとは全く違うこの曲は魅力だらけで本当に好きで仕方がない。この曲には途中ノイズが入るのだがこれがライブだと素晴らしい照明をするもんで、大好きだ。これは口で説明するより、貴方の目で見て、体感してきて欲しい。彼が紡ぐ、彼なりのラブソングがこの初恋、是非聞いた事がない方は是非!6曲目は誰も愛せない人。東阪ツアー、nai ma ze以来の疲労となったこの曲だが始まる前の演出を皆さんは覚えているだろうか。あれは思いつきそうで、思いつかない。最初にフラッシュ焚いたのは天才すぎる。演出の話はここまでにして、この曲も僕は好きな方の曲だ。好きでない方の曲はないのだが、特に好きな方だ。これも聞いた事がない人は必ず聞いて欲しい。僕の中では必聴プレイリストに確実に入る曲だ。7曲目、クレイ。この曲になった途端、上手側に座り弾き語り始めた。それはとても幻想的で、美しく、どこか切なかった。彼の優しい歌声が際立って聞こえる曲だと思う。音源だと街のノイズが聞こえて、そこも味を出している。当日そのノイズが入っていたかどうかは覚えてないが、素晴らしかったのは覚えている。この気持ちのまま8曲目、鯨の子へ。この曲も有名曲だろう。彼を大きく飛躍させてくれた曲の一つ。僕もこの曲で彼を認識できた。だから僕にとってもこの曲は大事な曲の一つ。だからこそ、この曲の「灰になって。何度だって〜」の部分は人一倍大きく歌う。だけどこの日は特別すぎて、歌っている最中に涙が溢れて全力で歌いきれなかった。次こそ、ちゃんと歌い切りたいな。そして9曲目、花筏。この曲は前々から存在はしていたのだがリリースされておらず、武道館の4日前にリリースされた。この曲のイントロの弦楽器がとっても美しくて好き。リリースが決まった当時はざわついたのを覚えている。みんな大好き花筏。この曲もめちゃくちゃに良い曲で、彼なりのラブソングって感じがして大好き。この曲は定番化して欲しい。願ってみるのはタダだからしておく。そして、ギアチェンジ!10曲目、ロックスター。これまでのバラード系とは大きく異なってこれからの曲がアップテンポの楽しい系に変わっていく変わり目の曲。彼はこの曲に多大な信頼を置いていて、彼自身もこの曲が好きなのだろう。この曲も有名曲で、歌うところが多くとっても楽しい。みんな良い顔して歌っていた、気がする。後ろを振り返るとたくさんの人が歌っていてあの瞬間は何にも変え難い感情が出てくる。そして11曲目、私小説。この曲は一気に会場の雰囲気を変えてきた。ロックスターは若干しっとりムードがまだ漂っていたが私小説が流れた途端に一気にみんながやる気を出してきて思わず笑みを溢した。アウトロに入る前に谷口喜多朗が3,2,3,2,1,ジャンプ!と煽るのが定番の流れで、多分僕はその日、日本武道館の中で一番高く飛んでた。多分。始まる前に隣の人に「俺、あの日の丸に届くぐらい飛ぶんで。」と言っていたがちゃんと届いた気がするぐらいには飛んでたはず。後ろの人、ごめんね。そして12曲目、金星。この曲も有名曲には入ると思う。この曲で必ずやってしまうことがあって、ラスサビ前の「金星、僕だけに」の部分だけ少しリズムが違ってそこで音ハメをしてしまう。しちゃう人、いるよね。あれ楽しいよね。是非してみてください。楽しいです。そして13曲目、ことほぎ。この曲は祝/呪の印象が強いけど、とっても大好きな曲だ。「背景僕らきっと〜」をちゃんと歌ってる人が好きです。是非ライブ行く前に見てる方は予習していってください。歌詞間違えやすいので気をつけてくださいね!もし僕と隣になったら一緒に肩でも組んで歌いましょう。そして14曲目、comedy。この曲といえば東京宣言の伝説のMC。まだ買ってない人は絶対後悔しないので買いましょう。この曲はやっぱり確実に盛り上がりますよね。そして「ベタなバナナも悪くない!!」あれ叫べた時が一番気持ちいい。comedyで僕のテンションジェットコースターは上り切りました。このまま閉園までずーっと一直線です。そして15曲目、バースデイ。この曲はサポートメンバー紹介としての役割も持っているので確実にセトリ入りしてくる一曲ですよね。喜多朗とサポートメンバーとの絡みが大好きで、あれ2時間やってても余裕で見れます。ずっとジャンプできます。そして、TikTokにも乗ってますね。16曲目、花瓶。あのMCは刺さりましたね。喉が潰れちゃうよ、と心配してくれる喜多朗に対して「Teleのライブで喉を潰せるなら本望なんだよ、」って思ってた僕。彼本当に優しいですよね。そういう部分も好きです。そして何と言ってもこの曲はTeleをここまで引っ張ってきた曲と言っても過言ではないです。花瓶のイントロ大合唱は物凄い音圧で武道館を花瓶のイントロで埋め尽くしてましたね。あれを超える景色はこれから見れるのか、楽しみです。花瓶もシンガロングする部分が多いですよね。音源でもめっちゃ良くて、ライブ映えもして、最強の一曲です。そして本編ラスト、箱庭の灯。武道館がツアー初日だったので初披露でした。照明の使い方が尋常じゃないぐらいに上手くて、これは見てもらった方が早いので円盤出るまで一緒に気長に待ちましょう。で「輝け」の部分で何故か聞いたこともないのに泣いてしまって。後にこの曲の音源が出るのですが、音源でも泣いてしまいました。多分僕は箱庭の灯に弱いです。そして、彼の言葉が作った世界をみんなが愛したまま本編が終わりアンコールを呼ぶコールが始まった。祝/呪の新宿公演では花瓶、DiverCity公演ではことほぎが歌われたが、これは正直どっちになるのかわからない。個人的な意見だが花瓶の方が知名度もあるし、という理由で花瓶推しだ。歌わないという選択肢もあるが、歌った方が楽しいけど、これはどれになるのか。自然に決まっていくだろうとは思っている。そんなことを考えているとアンコールに応えてステージに戻ってきてくれた。アンコール一曲目、アンダルシア。この曲は1stワンマン、東京宣言にて一番最初に歌われた曲で、みんな大好き、のはず。何と言ってもこのアップテンポな感じとか色々素敵すぎる。この曲はTeleの中ではレア曲化してきているけど全然定番曲化して欲しい。でもレア曲だから愛しているっていう人もいるだろうし、難しい。けどフェスとかでもやって欲しい。そしてラスト、全てを締めくくる曲はこれと決まっている。生活の折に。この曲はワンマンのラストのラストで歌われることが多い。今後どうなっていくかは分からないがこの時点ではそうだ。この曲はTeleのストリーミングサービスには収録されておらず、3ピースバンド時代に残した円盤でのみ聴くことができる。これをライブで聴くのは特別感があって、彼のこの曲に対する熱量だったりが伝わってきて、大好きだ。そして、箱庭の灯は終わった。本当に美しいライブだった。そして一つ仕掛けがあり

始まる前と終わった後ではポスターの色が変わっており、箱庭の灯の歌詞中にもあるように輝けに対してのアンサーなのかなと感じた。そして外の看板の色も変わっていた。

こうして、僕はTele史に残る1日を終えた。
改めて谷口喜多朗、サポートメンバー、スタッフ、全てのこの武道館に関わって、創り上げてくれた方々に心より感謝を。本当に素晴らしい物を見せてくれてありがとう。2025年3月からツアーが始まるがそこでは更に進化したTeleを拝めるのではないか、と考えると今からでもソワソワしてしまう。そして4月20日、横浜アリーナ。Teleファンで埋まることを心より楽しみにして、今日も勉学に励む。
ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。拙い文章だったかもしれないけど少しでもTeleについて関心を持ってくれたら嬉しい限りです。是非、横浜アリーナで一緒に花瓶を歌えることを心より楽しみにしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?