車シロウトの新車購入記 ep0:きっかけは12カ月点検

車を買ったのでその思い出を忘れないうちに綴っていきます。まさか自分が車を、しかも新車を買うような人生を歩むとは思っていなかったし、ディーラーなんて怖くていきたくないと思っていた。同じような人もそれなりにいるのでは。そんな人のために、そして記憶力薄弱な自分のためにレポートしていこう。

●きっかけは12カ月点検

車を買い替えるきっかけは、今年の年初に行った12カ月点検。どうやらエンジンを冷却する部品がへたっており、交換した方が良いと言われた。

いま乗っているのはダイハツのコペン。2人乗りで、電動でルーフが開いてオープンカーにもなる。そう書くとかなりの道楽者と思われそうだが、そうではない。九州へ転勤していた友人が、東京へ帰る際に「駐車場もないし」と譲り先を探していたので、買い受けた。それだけ。

当時の移動手段はバイク。HondaのPCXで、高速こそ乗れないものの原付二種なので60キロまで出せて、二人乗りもできる。中央線の高円寺から西武新宿線の郊外駅へと引っ越して、買い物の足や都心へのアクセスに重宝していた。

ただ、我が家は買い物を週一度しか行わない。そのため毎回荷物が多く、両肩にパンパンの買い物袋をさげ、妻と二人乗りというインド人もびっくりの乗りこなしをしていた。さらに雨の日は当然乗れない。

そんなこんなでコペンを譲り受けた。それからは買い物の利便性が高まり、都心部へのアクセスも増えた(ように感じる)。ただ、2000年代前半に生まれた車で走行距離も15万キロ弱。内外装にそこそこの年季が入っていた。

話を24年初頭に戻そう。冷却する部品の修理として、概算で伝えられたのは10万円。まあ払えない金額でもないが、2人乗りの限界などを考慮して、車の買い替えを決意した。

――例の如く本題に入る前に、今回はここで擱筆。次回を乞うご期待。

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