
2025/2 パリ旅行記 ep1:まさかのオーバーブッキング危機(トルコ航空・羽田空港・SKY LOUNGE)
2月6~11日で、フランスはパリへ旅行してきた。3泊6日の弾丸旅行である。その記録をここに残していく。
これまでの旅行記シリーズ
本編
●よもやよもやのオーバーブッキング危機?
いつもだらだら書いちゃうので、今回の旅行記はサクサクと書いていくことを目標に掲げたい。
さて、今回の目的地はフランス・パリ。事前のイメージは「花の都」。あと、筋肉少女帯に『パリ・恋の都』という曲がある(アルバム『レティクル座妄想』収録)。治安が悪そう。凱旋門。エッフェル塔。そんなもん。貧困な発想である。
出発は平日夜、羽田空港から。ターキッシュ航空にて、イスタンブール経由。このターキッシュ航空がクセモノだった。
話は出発日前日から。ターキッシュ航空は座席指定が基本的にできない。事前にシステムが勝手に割り当てて、もしそこから変えたい場合には有料となる。まあ、妻と2人分を予約したんだし、システムが意地悪じゃない限り無難に連番でとれるっしょ。と、特に気にせずにいた。
まあそれくらいの軽い気持ちで、出発の24時間前、オンラインチェックインが可能な時間になって確認しようとしたところ、オンラインチェックインができない。とりあえずアプリをいろいろとチェックすると、なぜか「イスタンブール→パリ」は席指定がなされているのに、「羽田→イスタンブール」の座席指定がなされてない。
どういうこっちゃ、これは。あれか、もしかしてオーバーブッキングとかそういうやつ? とにかく海外旅行経験が乏しいので、焦る。幸いコールセンターがやっていたので架電するも「こちらでお客様と同じ操作を試みてみます」「こちらでもチェックインできず、ダメでした」「明日、出発カウンターに行ってください」とかなんとか言われて、何も役立たず終わった。
どうすんのこれ。とりあえず、「ターキッシュ航空 オーバーブッキング」「ターキッシュ航空 絶望」とかいろいろ調べて眠れない夜を明かした。
●まったく意味のない席を高値づかみ
すると翌日、要するに出発日の昼ごろになってなぜかオンラインチェックインができた。できたのだが、筆者と妻の座席は別々。羽田からの便は「左翼3・中央3・右翼3」のレイアウトで、左翼窓際の「3」の中央が筆者、右翼窓際の中央が妻という形で、分かれている。何でこんな分かれ方になるんだよ。
運がいいのか悪いのか分からないが、機内前方のちょっと高い「プリファードシート」なる席がちょうど2人連番で空いていたので、泣く泣く7500円/人を払って購入。単に前方に位置していて、降りるときに早く機内から出られるというだけの席。足もとが広いわけでもない。だいたいイスタンブールで乗り継ぐわけだし、早く降りられることに一片の価値なしだが、まあしょうがない。とりあえずはこれで、パリまでの航路を確保できた。
●Sky Lounge Southの「収穫」と「がっかり」ポイント
気を取り直して、羽田空港へ。出発はターミナル3。預け荷物もないので、さくさくとチェックイン&セキュリティゲートを通過。出発まで2時間ほどあるため、プライオリティパスを使って「Sky Lounge South」へ。

ここは以前、行こうとしたが大混雑で入れなかったラウンジ。受け付けをして、エレベーターで下のフロアに行くと、ラウンジが広がっている。トイレが受け付けフロアにしかないのが、やや不便。シャワーもあるようだ。


この日あった食事は、カレーにからあげ、ソーセージ、野菜煮込み。その他、木村屋のカレーパンやアップルパイ、「カップヌードル」に「赤いきつね」、カップみそ汁。レディボーデンのアイスクリーム、明太子・鮭のおにぎりなど。
おにぎりがあるのはかなり嬉しい。あと、カップヌードルも何だかこういう時に限って無性に食べたくなる。しばらくありつけないことは確定なので、まずはこの辺りを確保。

出色だったのはソーセージで、こういうところの奴はふにゃふにゃな印象があったのに反して、パリッと食感。反対に木村屋のカレーパンは、通常のカレーパンと違って白いやわらかパンの中にカレーあり。このカレーが少量だし冷め冷めだし、ちょっとがっかりであった。
●カリカリ男と13時間の旅、始まる
英気を十分養って、いよいよ搭乗。窓際に妻、中央が筆者で、通路側に外国人男性という布陣。我々が席までたどり着いたら男性は先に座っていて、我々が席に座るためにいったん立ってくれた。そのとき、我々が席に入るのを遮って機内のさらに奥へ進もうとする女性がいて、外国人男性がどやしつけた。確かに女性は強引だったが、そこそこのどやしつけ方だったので「これからこいつの横に13時間も座らなきゃいけないのか」とちょっと緊張した。

そんなこんなで、予定時間より20分遅れくらいにて、いざ出発。今回も本旅行記にお付き合いくださる方々、どうぞここからよろしくお願いいたします。次回は機内→イスタンブール→パリ到着くらいを予定。