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切実に必要で大切な役割、「子ども療養支援士」の活動を一緒に支援しませんか

「子ども療養支援士」という職業をご存知でしょうか。
私の大切な友人で、子ども療養支援士として働いている子がいます。彼女がいなかったらもしかすると私は今も子ども療養支援士のことを知らなかったかもしれません。

医療を受ける子どもたちは、病気や治療による身体的な苦痛だけでなく、精神的な苦痛も多く体験しています。「なぜ入院するの?」「どんなことするの?」など理解できなかったり、検査や治療を受けるときに「イヤだな…」「怖いよ…」と不安を大きくしたりすることも少なくありません。子ども療養支援士は、対話や遊びを用いて、療養中の子どもたちの不安やストレスを軽くする支援を行います。子どもと家族が本来持つ力を発揮しながら病気や治療に立ち向かえるように、子どもたちの「自分で頑張れた!できたよ!」の声がたくさん増えるように、子どもと家族の力を信じて支え、子どもたちと同じ目線に立って日々活動をしています。

医療現場で子どもの勇気を支える「子ども療養支援士」のさらなる養成へ
READY FOR プロジェクトページより

今、子ども療養支援士の活動を応援できるクラウドファンディングがあります。
今日はそのご紹介がしたくて、noteを綴っています。子ども療養支援士の方がどんな想いを持って、どんな活動をされているのか、ぎゅっと詰まったページ。是非、覗くだけでもプロジェクトのページを訪れていただきたいと思います。

少し、友人との話をししたいと思います。彼女がまだ子ども療養支援士になる前に話していたことで、すごく印象に残っている言葉があります。「ただでさえ病気と闘わなきゃいけないのに、病気以外の大変なことが多い。それをなくしたい。」

私は子ども療養支援士を目指す彼女を通じて、入院していると、私たちが無意識に肌で感じ目で見ているような四季が移ろいを感じることができないこと、友達と遊んだり学校に行くという日常が送れないことを初めて意識しました。病気による痛みや恐怖、不安に立ち向かうだけでも大変なのに、それ以外の部分で他の子にとっての当たり前が、当たり前ではないことを、初めて意識しました。
そして、彼女がやろうとしている活動は切実に必要で、大切な役割だと感じました。

2021年時点では計23名が全国20施設の医療機関で、子ども療養支援士が子どもたちのそばで活動しています。

医療現場で子どもの勇気を支える「子ども療養支援士」のさらなる養成へ
READY FOR プロジェクトページより

過去10年間、子ども療養支援士の養成は年間2~4名ほどです。

医療現場で子どもの勇気を支える「子ども療養支援士」のさらなる養成へ
READY FOR プロジェクトページより

私は今、子ども療養支援士として働く彼女のことを心底尊敬しています。友人も、すぐに養成課程に行けたわけではありませんでした。それでも、何年も諦めずに子ども療養支援士を目指す彼女に私は大変感服しました。相当な覚悟があることが傍目で見る私にも伝わってきました。同時に、こんなに必要で重要な役割なのに、なんて狭き門なんだろうかと感じました。
当時は、ただ友人を心で応援するばかりでしたが、今回クラウドファンディングという形で、具体的に応援できる機会ができてとても嬉しく思っています。陰ながらではありますが、もっと日本で子ども療養支援士が認知されて、その必要性が理解されることを私も願っています。

子ども療養支援士の方がされている素晴らしい活動については、私の言葉よりプロジェクトページを是非ご覧になっていただきたいです!
まずは、知っていただけたら嬉しいな、と心から思います。

最後に、この記事のカバー写真ですが、そんな友人が私の誕生日に合わせて送ってくれたバースデーカードです。とても温かいメッセージが綴られていました。これまでも彼女からどれだけパワーをもらっているかわかりません!いつも応援してくれる彼女に感謝を込めて。

料理教室 季と和