初心者が雑記ブログ×物販アフィリエイトで月10万円稼げた勝ちパターン【自己分析】
こんにちは、ブログを頑張る専業主婦キートスです。
2022年6月から収益化のためのブログをはじめて
雑記ブログ
物販アフィリエイト（Amazon、楽天）
で月10万円の収益が出るようになりました。
11月後半からAmazon、楽天市場ともにブラックフライデーがあった影響で、ありがたいことに今月も物販アフィリエイトだけで10万円！
やったー！
以前Ｘで「物販メインで10万円いきました～」なんてつぶやいたときに
「すごい！雑記で物販でどうやって？」というようなお声をいただいたことがあり、なかなか珍しいパターンのようです。
自分でも『稼ぎたいならやめとけ』と言われがちな雑記ブログ×物販アフィリエイトでも成果が出ている理由ってなんなんだろう？
ということで、このたびちょっと腰を据えて自己分析してみました。
そしたら、なかなかおもしろい傾向がみえたので、頑張る個人ブロガーさんにnoteで共有したいと思います。
雑記ブログでも稼げた弱小ブロガーの勝ちパターンはコレ
結論から言います。
私のブログで収益が出ている記事はほとんどこのパターンでした。
ライバル『不在』のキーワードを狙う
買うと決めた人が最後に調べる商標キーワード
このキーワードで記事を書けば、最低限のSEO対策（タイトル、見出しにキーワードを入れる）と日常会話レベルの文章が書ければすんなりと検索順位1位が取れます。
実際に、私の収益の柱になっている商品は2つあるんですが、それらはブログ開設2ヶ月目と4ヶ月目に書いたものです。
もちろん新規ドメインなのでドメインパワーもなく、雑記ブログのいろんな記事のうちの一つでブログ全体の専門性もありません。
おまけに、キーワード選定の時点で『買うと決めた人』を集めているのでセールスライティングやマーケティング知識もほとんど必要ありません。
個人ブログでも上位表示されて稼げる記事になるかどうかはキーワード選定の時点で95％くらい決まってるなと感じます。
実際のデータを元に、具体的に説明していきます。
ライバル『不在』のキーワードで書く
最近のGoogleコアアップデートでも、公式サイトなどに上位をとられ個人ブログはますます上位表示しにくい苦しい状況になっていますよね。
そんななかで、私の収益記事は順位変動がほとんどありませんでした。
なぜか？
他にそのキーワードで書いているライバル記事がないからです。
今回サーチコンソールの検索クエリをクリック数が多い順にみていったんですが、allintitleの件数を見てビックリしました！
allintitleとは、検索窓に入力した単語がタイトルにすべて含まれるタイトルだけを表示してくれる検索コマンド。
（検索窓の先頭に「allintitle:」をつけてキーワード検索すればOK）
上位10個のクエリを出していますが、1つを除いてほとんどが継続して収益が出ている記事に関するもの。
掲載順位が1位でクリック数が多いものはほとんどがallintitleの件数が5以下でした。
（「1」は自分の記事だけ、「0」は自分の記事すらちょっとキーワードがずれて拾われてない状態。）
キーワード選定では、ライバルチェック（競合調査）をして自分の記事が上位表示されそうか判断する必要がありますが、そもそもライバル不在のキーワードであれば個人ブログでも1位を取ることができるんです。
【allintitleの件数だけで判断するのはNG】
allintitleをつけずに普通に検索したときに、企業サイトや販売サイト、大手メディアなどが上位表示されていて十分検索意図が満たされているようなキーワードだと自分の記事がとってかわることは難しいかと。
上位が個人ブログやYahoo知恵袋などだったり、企業サイトなどでも検索ニーズが満たされていないと思う場合は勝ち目ありだと私は判断します。
でも、allintitleで調べて0件とかのキーワードって需要少ないんじゃない？と思うかもしれません。
たしかに今回調べてみて、私が上位表示できているキーワードの検索ボリュームは150～500あたりでした。
（GetKeywordを使ってはじめて詳細な数値を知った！）
でも、上の表に戻ってCTR（クリック率）を見てもらったらわかるとおり、ライバルのいないキーワードで1位が取れると70％のクリック率になり
例えば検索ボリューム300のキーワードだとしても毎月210アクセスが安定して得られたら結構すごくないですか？
あと、面白いなと思ったデータなんですが、
■私のブログで一番クリック数の多いクエリ
キーワード選定：検索ボリューム480
↓
実際の検索結果：表示回数2,403回
クリック数1,785回
例えば新商品や人気が出はじめた商品なんかでは、キーワード選定時の検索ボリュームよりはるかに多い検索結果になることもあるという一例です。
大きめの検索ボリュームのキーワードを狙ってライバルに埋もれて箸にも棒にもかからないよりは、小さめの検索ボリュームでも確実に上位表示できるキーワード選びが個人ブロガーの戦い方かなと思います。
買うと決めた人が最後に調べる商標キーワード
もう一つ、私が雑記ブログ×物販アフィリエイトでも収益が出るようになった理由がこれです。
とにかく、商標キーワード＋○○で書くこと。
商標キーワードとは
・商品名、サービス名
・ブランド名
・企業名
などの固有名詞のこと。
初心者のときに陥りがちなのが、
ドライヤー＋おすすめ
知育おもちゃ＋おすすめ
など、アイテム名、ジャンル名といった大きすぎる範囲のキーワードを狙ってしまうこと。
検索ボリュームが大きく強いライバルがいるとまず上位表示はできないでしょう……
また、商標キーワードがおすすめな一番の理由は
てっとりばやく
『すでにその商品を買いたいと思って調べている人』を集められるから。
上の例でいくと、
『ドライヤー＋おすすめ』と調べている人
→「そろそろドライヤー買い替えかな～、なんかいいのあるかなぁ」
『パナソニック＋ナノケア＋口コミ』などの商標キーワードで調べている人
→「パナソニックのナノケアドライヤーが欲しい！口コミを知りたい？」
両者の購入までの距離が明らかに違うのがわかりますよね？
商標キーワードを軸にしたキーワード選定の中でも特に意識しているのが
買うと決めた人が最後に調べそうなサジェストキーワードを選ぶこと。
例えば、私が実際に収益が出ているクエリでいうと
商標キーワード＋
（他商品）＋比較
（他商品）＋違い
種類
サイズ感
口コミ
デメリット
おすすめ
使い勝手
など。
もちろん上記はどの商品にも当てはまるものではなく、キーワード選定で実際に検索需要がある（10以上、100～1000がおすすめ）キーワードを選ぶ必要があります。
こういった、買う気満々の人が調べるキーワードでピンポイントに検索需要を満たす記事が書ければ、検索ユーザーは知りたかったことが解決して自然な流れでリンククリック→商品購入と進んでくれます。
今回、Amazonと楽天アフィリエイトの注文明細を見てみたんですが
私のブログ経由で売れた商品の約50％が、私が紹介した商品でした。
2023.12.1~12.7の発生件数（紹介した商品／全体）
・Amazon 36件／83件 → 43％
・楽天 28件／55件 → 51％
物販アフィリエイトといえばCookie報酬もたしかにありがたいんですが、
購入に近い検索意図のキーワードで記事を書ければずばりその商品を買ってもらえる確率がかなり上がるので、運任せのCookie報酬に頼らず安定して収益を出すことができるというデータなんじゃないかなと思います。
アイテム名やお悩み系のキーワードでアクセスが得られたとしても、そこから商品やサービスの購入につなげるってマーケティングに長けた人でもかなり難しいと思うんですよね。
ましてや、ブログ初心者で自分で商売なんかしたこともない私が「こんなときは、この商品いいですよ～」なんておすすめしても買ってもらえるはずがない。
それがわかってたので、この商品を買おうと思って調べてる人に検索してもらえるキーワードって何？という発想でキーワード選定できていたのが収益につながったなと思っています。
逆に、あるジャンルの知識がすごいあって「このアイテムのおすすめはコレ！」と語れたり「こんなお悩みにはこうしたらいいよ」と深掘りできるものがある人は、特化ブログでも成功できるのかもしれません。
とはいえ、個人ブログなら『商標キーワード＋○○』を狙わない手はないと思います＾＾
まとめ
私のブログで収益につながっている記事を分析してみたら、なんの後ろ盾もない個人ブログで成果を出すには
ライバル『不在』のキーワードを狙う
買うと決めた人が最後に調べる商標キーワードで書く
というキーワード選定が重要だという結論にいたった、という話でした。
同じ雑記ブロガーさんで「特化ブログみたいに専門性がないから上位表示も収益化もできないのかな？」と思っている方がいたら、
私の場合、いろんなカテゴリーの商品で上位表示されてそれらの記事から収益が出ているので、上記の2つのポイントを満たしたキーワード選定ができたら薄く広くなりがちな雑記ブログでも十分戦えると思っています。
逆に「特化ブログだけど全然うまくいかない」という方も、ジャンルや商品を絞りすぎて個人ブログが狙いやすいキーワードを逃しているのかも？
どうやったら記事が上位表示されるのかわからない、収益が出ない、という方は、ぜひ私の勝ちパターンを試してみてください！
ちなみに最近は全然収益につながる記事が全然増やせていなくて……
今回自分のブログを分析してみて伸びている記事の傾向がわかったので、もう一度初心に戻って商品選定やキーワード選定をしてみようと思います。
一緒に頑張りましょう！