人生初のネットカフェ。快活CLUB実測記
八月の頭、娘が孫を連れて同僚の方の結婚式に参列するにあたり、
「この子連れてラッシュアワーの中、電車で帰ってくるのはなかなか大変なんですけど、パパ迎えに来れたりする？」
と聞かれ、孫に会いたい身としては二つ返事で了承し、式の前日LINEにて、
僕：「何時に行けばいい？」
娘：「18時。でももしなんだったら、ついでに送ってくれてもいいよ (笑)」
「無理だよねー。式終わるまでどっかで時間つぶさなきゃだもんねー」
僕：「どこだっけ？」
娘：「浦安」
僕： （東京跨ぐじゃん、、、）
（土地勘ないし、でも孫には早く会いたいし、、）
（どっか仕事できる場所を探してみよう、、）
「いいよー」
てなわけで、急遽送り迎え担当となり、
式場近隣のネットカフェを調べておいて、当日は14時に式場着。
荷物の出し入れがあるかもしれないので、クルマのキーを娘に渡して、バスと電車を乗り継いで（近隣とは言えないか）、やってきました。
「快活CLUB 行徳駅前店」
行徳に来るのも、ネットカフェに入るのも、生まれて初めて。
登録はできたけれど、システムがよくわからないので店員さんに尋ねてみたら、とても親切に教えてくれました。
ブースではなく、個室を選択。
丁度良い狭さ。
トイレより一回り大きいくらいの、圧迫感を感じないパーソナルスペース感。
ここなら落ち着いて仕事ができる。
、、と思ったものの、
どこかに訪れた際、可能であればその場所を、実測したりスケッチしたりが趣味でもある僕としては、この落ち着いた占有空間を見過ごすことはできないので、仕事的なことは後回しにして早速あちこち測り始める。（リュックには常に、コンベックスとメモ帳とレーザーを放り込んである）
防音性が高いのか、その日たまたま空いていたのかは定かではないが、他室からの音漏れ等もなく、とても快適に過ごせました。
エアコンは勿論のこと、換気機能、煙感知器、非常用照明など、法規制上当然とはいえ安心の設備。
あとで調べたら、給排気については5分に一回の換気機能とのこと。素晴らしい！
完全無音で窓もない閉じられた狭小空間というのは、普通なかなかに圧迫感があるものだから、ボリューム抑え目のBGMがあったらどうだろうとも思いつつ、でもそれが邪魔な人もいるだろうし、全室にスピーカーを配置するのも高コストだし、実際僕自身は全く気にならなかったわけだから、たぶん高望みなのだろう。
一番落ち着く場所がトイレとか、広さ一畳の書斎とか、押入れの中を基地的に使っていた子供時代とか、もともと畳一畳というのは、独りと親和性の高い有能な領域だと思うけれど、そういえば昔、涸沢でソロテントを初めて使った時の快適さは今でも忘れていない（ソロテントはさらに狭いが、、）。
ここは云わば、街中の（ビル中の）テント場みたいなものかも？
そう思ったら親近感が増してきた。
そうか、テント場か、、。
この歳にして今更ながら、良いところを見つけた(^^)
漫画とかシャワーとか食事とか、バリエーション豊かなサービスや設備も一切使うことなく作業に没頭してたら、あっという間に時間が過ぎ、少し余裕を見て式場近くに戻ってきて暫し散歩。
ほどなく「まだしばらくかかるから、もうちょい散歩しててー」とLINE。（もうちょっと居ればよかった）
散歩続行。
かなり暑い日だったけれど、浦安という土地柄か、常に海風が吹いていて思ったほどの酷暑じゃない。
海沿いの公園までとぼとぼ歩き、あと数十メートルで海岸線というところで娘から電話。
「クルマの中にカギ閉じ込めた（泣）」
「・・・・」
急いで戻り、そこから数時間、娘とJAFやらカギ屋さんやらいろいろ連絡し、予定よりずいぶん遅れてどうにか帰宅。
その間いっさい泣きもせず、ずっとじいじと遊んでくれた孫に感謝の、これはこれで、とても楽しい休日でした。
PS：
初ネットカフェ体験を盛り込んだyoutubeも作ってみました。
ご興味あれば m(__)m
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