ひびくほどにはがれていく
ぽとんぽとんと
真実のまんなかへ
いざなわれていく
ぞわぞわと ざわざわと
何とも言えない感覚は
そこへ向かうための
egoのおさわぎのようなもの
ぽとんとひとつ訪れるたび
その波紋は
きれいにゆるやかに広がって
クリアにしつつ
端をひろげ
深みを増し
そう
オトの反響のように
振動のように
そのふるえにまかせて
どこまでもどこまでも
静かに
ひろがっているはずが
シンに集まり深まり
ああ
こうやってめくられていくのかと
こうやって開かれていくのかと
見届けながら
霞になっていく
そして
ぽとんと落ち
広がる波紋の
まんなかは くうどう
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