大地と呼吸する
久しぶりのアーシング。
あまりの天気のよさにお陽さま浴びようと寄り道。ベンチでホケればいいやと思ってたけど、芝生触ってみたら思いの外あったかくフカフカ。「いけるんじゃね?」と靴下脱いじゃった。
大地に足を着けるって、なんて気持ちがいいんだろう。
両素足を大地に着け、両手もペタンと大地に乗せる。ゆっくり息を吸うと、大地からぶぉーっとエネルギーが上がってきて吐く息と共に頭のてっぺんから抜けていく。
お陽さま頭から身体に吸い込むイメージで、そのまま身体通して足裏から流し出すように息を吐くと、今度は大地へエネルギーが流れていく。
すー、はー、すー、はー。
ゆっくり深呼吸を繰り返す。
そのたびに下から上へ、上から下へとエネルギーが身体をぶぉーっと通り抜けていく。
ふぉ~っ。気持ちよかよか。
意識してエネルギー流してるときは身体もポカポカで、ダウン脱いじゃった。地球はあったかいねー。ありがたい。
これだけで身体スッキリするんだからスゴイよなあ。30分も裸足でいたら、むくんでた足の甲がすっきりしてスニーカーすとんと履けた。不思議。
春先まで出来ないかなあと思ってたからラッキー。さすがに裸足で芝生に居るヤツいないから、後からベンチに座った人に二度見されてた気もするけど、まっいーや。
私側から見たら、ベンチに座っている人々がみんなマスク着けて寒そうに座ってお喋りしてる風景が不思議だった。せっかく目の前にお陽さまも大地もあるのにね。
公園にはいつも寝転んでるおっちゃん達が何人か居て。行くたびにそれぞれ場所が違うから、暗黙の了解とかあるのかしらん。うまい具合にお互いの範囲が重ならないようになってるみたいだから、私も行った時はその方たちの範囲と重ならないように座るようにしてる。
にしても、あんなに気持ちいい大地で毎日ゴロンとしてるなんて、身体めちゃくちゃ健康なんじゃないのかしらと余計なこと思ってみたりする。さすがに寒いから、夜は何処かに行ってるのかなあ。
アーシングすると、身体の中がお掃除されたようにスッキリするから好き。
ちょい前までアーシングという言葉すら知らなかったけど、ま、要するに身体に溜まった電気を流すってことで、意味はともかくやってみると心地よいし身体が楽になるので私は気が向いたらやっている。
初めは「体内に電気が滞留?」とか思ったけど、よくよく考えれば静電気で髪の毛立ったりするもんね。まーそれを「流す」という発想はなかったけれど。
大地に素足を着け一緒に呼吸をしてるとき、植物になってるような、自然の一部になってるような気になる。
大地から吸い上げ天に出す。天から大地へ流す。植物はこれを自然の中でやっていて各々を生かし、我々の出している二酸化炭素も酸素へ変えてくれている。我々も生かしてくれている。
自分の中を大地からのエネルギーが通り抜けるのを感じられるとき、生きてるんじゃなくて生かされているんだなーと改めて感じる。
日常の中ではなかなか感じづらいけど、自然のエネルギーは知らないうちに身体を通り抜けているし、それで生かされてる。植物は酸素を作れるのが特性だからそれはそれでよいのだけど、当たり前のように「生きている」気になってるニンゲンは酸素ひとつ作ることはできないのだから、生かされてるんだよなあ。
ちょっとだけの寄り道だったけど
楽しいことがいっぱいだった。
樹々は小さな蕾をたずさえ始めていて、春を迎える準備は着々と進んでいるみたい。
もうすぐ立春。
暦なんてなくてもちゃんとそのトキを知っている自然界のモノゴト方達。
そのリズムとともにこの身体もありたいなー。
また今度いっぱい教えてもらおう。
今日もどうもありがとう