種からのことづけ

あなたのその優しさは
誰かの助けになっています

だからどうぞ
自分を許してあげてくださいな

あなたが
そのままのあなたでいることを
許してあげてくださいな

あなたがあなたでいるとき

誰かよりも
あなた自身が
一番救われているのですから

まずは
誰かを助けるよりも
あなたを助けてあげてくださいな

誰かの声を聞くよりも
あなたのコエを
聞いてあげてくださいな

あなたがあなたでいられるとき

おのずと
誰かも助けられています
誰かも誰かでいられてます

だからどうぞ
あなたでいてくださいな

いまはこの言葉がわからずとも
あなたの中には種があり
やがて芽吹き
そして立ち止まるでしょう

その時ほわりと
風が吹くのです

立ち止まらなければ感じられない
優しい揺らぎが

走りたければ
走りたいだけ走って

すれば
身体は自然と休み

そのとき休めばよいのです
遅いも早いもないのです

許せてないあなたを
見つけてあげてくださいな

許せてないままでよいのだと
そっと
教えてあげてくださいな

あなたのその優しさが
ささやきにのって

あなたのココロに
届きますように

芽吹きが

香りはじめました