やわらかなヒカリにくるまれて

陽の光がやわらかくなってきた

影もやわらかくなり
夏のキリリとした感じとは
違う味わいが辺りを包む

お散歩が楽しくなるこの季節

冷たい風に変わる前の
いっときの穏やかさ

お陽さまを浴びるのは
大切だと思っていて
実際浴びると身体の調子もいい

陽を浴びて　じわじわと活性化する感じ
細胞が喜んでる感じ　復活する感じ
身体のなかが動く感じ
コードを正常化してくれる感じ
アップデートしてくれる感じ

何よりも
身体がゆるむのが　好き

真夏はちょっとお休みしてたけど
今の季節は
見えない毛布にくるまれるかのように
ふんわりお陽さまが守ってくれる
その心地よさ

いつもの場所を歩くのも好きだけど
知らないどこかを歩くのも好きで

それは遠くでなくてもよくて

ちょっと入った小路とか
いつも行かない公園とか川沿いとか
樹がもくもくしてる所なら尚よくて
地下鉄じゃない乗り物のときは
きょろきょろしながら
もくもくを探して
今度あそこらへん行ってみようと
目星をつけてみたりして
そこがどこか知らなくても
植物たちに導かれておたずねする

遠出旅行しなくても
近場でタイムトラベルして
そんなのも愉しい

見かけ　は　もう関係なくて
外側装いだけを見ていると
本質はみえないから

まだ　本質＝外側になっている人は少なくて
そのうちイコールになるだろうけど
だけど　いつまでも
今まで習ってきた外面（見かけ）で
判断動くと　過去　が発動するから

今こう見えている
だけど　そうじゃないかもしれない

と　どこかに置いておくと
そうじゃないかも　の一面が
ひょっこり顔を出してくれて
あれ？ってなるかもしれない

自然は美しい

ヒトも自然のように
装うことなくうつくしい
のだから

その共鳴する美しさを
感じられればいいなぁ