現在のような仕事を30年近く続けている私にとって「UX」という言葉や概念が生まれたのはつい最近のことのように思えます。それ以前「UX」という言葉は使われていませんでしたが、UX"的な"考え方はありました。
現在のUXは包括的、体系的によくまとまっていると思いますが、範囲が広すぎて理解しづらい面もあるように思います。私がUX以前に見聞きしてきたUX"的な"ものをひとつひとつご紹介することで、この広い概念を理解する助けになるのではないかと思い立ち、この文章を書き始めました。
あくまでも私の個人的なUX体験の歴史ということで、気軽に楽しんでいただければ幸いです。
※本シリーズは、UX MILKさんに寄稿させていただいている「UXという言葉が登場する以前に私が見たUXデザイン」と基本的に同じ内容です(一部、加筆修正している場合があります)。