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書き言葉や文章での成功は、モテと一緒 ~スキ(隙)のない文章~

スキがつこうが、つかなかろうが全然気にしない。いやまぁでも、ちょっとは気になる。とそんなスタンスでnoteをやっている。共感の沼に陥らないために、それぐらいのスタンスが丁度良いとは思っている。

しかし、あ、これ自分自身がモテないのと、自分の文章がモテ(好きイイネがつか)ないのは一緒の原理だと気づいたというお話。本当に自分は偏屈者だ。

共感の沼現象とはこちらより。共感のスキを求め始めると、大衆受け狙いになったり、スキイイネ!集めが目的化して、なにやってるんだろ私、疲れたと自己が歪むという話。




モテない文章、モテる文章とは

そこそこ格好いい人でも、しゃべりがダメならモテない。文章も結局は一緒だ。内容自体の良し悪しもあるけれども、それ以上にモテを意識した振る舞いをとれるかどうかの方が、好きやいいねがつく。noteは、研究論文発表やそういう場ではないからだ。また、大衆文芸や文化が感情感覚的な判断の要素が大きいからだともいえる。

モテとは、昔の記事で書いた通りで、究極的にば、相手を笑わせること、楽しませることだ。中身のある会話なぞいらない。モテの笑わせるとはトーク力で、相手をいじったり、冗談をいったり、共通経験体験を分かち合うことだ。文章のモテも同じである。相手を笑わせるか、楽しませるかなのだ。




モテる文章の要素

週刊誌という大衆文芸誌がまんまお手本となる。つまり下記の通り。

1、内容、記事のジャンル

エロス、恋愛、男女話
ゴシップ、ゲスい記事
エッセイ(日常生活のあるある)
スクープ、時事ニュース、流行話題、有名人


2、書き方

笑いを入れる
→ 言葉選びや言葉運び、例え話や具体例でのひねり等。冗談や軽口を言う。弄る。
→上の内容のどれか要素を盛り込む、一部に用いる

共通体験経験をアピールする
→ 同じ趣味とか、歌詞や漫画や映画の引用等を用いて、その作品が好きのすきを借りる。
→ 自分と同じ状況の人に、同じをアビーるする。

3、見せ方(広告、PR、プロモーション)

CMがいい例かもしれない。媒体により異なるが…以下の通り。

好感度の高い俳優さんを使う。
→ 見出し画像や途中画像に、アニメ漫画絵や内容にあった人目をひく綺麗?凄い?画像を用いる。分かりやすくなる画像を用いる。

わざと下手くそにプレイする(隙を作る)
→ 自分の方が上手い(賢い)と思わせれば、指摘等を含めた興味をひくことができる。

効果を前面にPRする
→ 個人の体験談や使用感!
→ いくら稼いだ!丸々倍になる方法!とか

他にも色々な参考になるテクがあると思う。私はモテる文章自体には興味がないのでこの辺で切り上げ。



オマケ  巷にあふれる文章上達論の3要素

文章がうまくなる → 読者が増えると誤解していた。まぁみんなも大体誤解しているのかもしれない。だから、文章が上手くなる!とか、人に読まれる文章を書く!とか等の文章上達論の話を良く目にするわけだ。本当はモテようとするかどうかの違いなのに。文章上達論は大きく3つの要素に大別される。

1、”自分自己表現”や”文章そのもの”としての文章上達
2、読まれやすさ、わかりやすさ、手に取ってもらいやすさ等のパッケージ、編集能力の上達方法
3、人が読んでみたい!好感を持ってもらえる題材選びややり口


1は、文体のリズム、言葉選び、例の使い方、話運び、話の展開とか。著名なコラムニストやエッセイストの人が持つような、この人の文章上手いわ~~と思わせる力のことだ。あるいは、純文学の世界で、その人の感性が散りばめられた比喩表現や心情描写などもそうだろう。各人のオリジナリティを追求しつつ、文章とは何か。では良い文章とはなにかを追求するアプローチだ。

2は、もっとテクニカルな話で、一文を短くしましょう。接続詞を正しく使いましょう。各章の行間をしっかりあけましょう。最初に結論を書きましょうとかのことだ。理解されやすい、伝わりやすい、手に取ってもらいやすいという、わかりやすい文章、手に取ってもらえる文章とはなにかを追求する読み手視点でのアプローチだ。文章編集能力と呼んでも良い。

3は、人に読んでもらう、人の目を引く、人を集めるという、人集めを最上段に置いた方法論の類だ。そこに自分らしさなんてなくて、流行をおえだったり、フォロバ必ずしますだったり。もはや何してるのそれ?何のためにやってるの?いやもう当初の目的からずれてない?と思うのだが、注目されるのが好きな人は、真に受けてしまうのだろう。

1や2は、本当の意味での自分の前進になるため参考になる、しかし、スキ集めの3は、自己が歪むとか当初の目的から外れて腐敗すると思うので、私は3は好きではない。ただし、人によりけりなので、その本がどの要素をどれだけの配分で訴えているかを判断することで、本当に自分にあった文章上達の方法論が、自分にとってハマるものかどうかわかると思う。



終わりに

大衆受けする、万人受けするに寄せる。と、自分のしたいことだけをする。この両端は、創作者につきまとう問題であり、その人の価値観や生き方でどうしても、譲れないものがあると思う。

男としてモテたいとは思わないが、文章でモテたいとはほんのすこしは思うので、ラフな記事では、モテを意識することも面白いかもしれない。みなさんもいかが???

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