子育て世代夫婦の、ケンカ三大メカニズム
小さい子どもがいる夫婦の離婚率の方が高いらしい。自分も子供ができるまではケンカとは無縁だったが、子供ができてからは言わずもがな。今回は、ケンカになるメカニズムを解明発見したので書いておきます。
三大メカニズム
1、自分ばかり負担が大きいと感じる
2、手際のよさと優先順位(作業価値観が異なる)
3、仕事を増やされる、自分はしないくせに指示をだす等
仕事、家事、育児という三大タスクを抱えながら日々を回していく。そこには、各自のキャパがあります。体力や気力やら必要睡眠時間等ですね。子供ができるまでは、負担が軽くキャパ内なので、ちょっと気になってもイライラまではしなかった。しかし、子どもができてキャパ不足になると、上の3つの不満が出てきます。客が少なくてゆったりしていれば、アルバイト中の不真面目同僚でも許せたが、忙しいのにサボっていると、むかつくみたいな話ですね。
1は不公平感とも言います。家事育児仕事。それぞれをお互いにわけあい支えあうはずが、役割のミスマッチや、作業難易度や量や拘束時間等から、自分ばかり負担が大きいと感じだし、さらにそれを労われないと、怒りになります。
2は、相手の能力への不満(手際の悪さ)と、空き時間や、自分の時間ができたときの態度です。子どもが寝て一息着いたとか。ご飯を作っている自分の方に子どもが来て、片方がフリーになったようなとき等。一番だめなやつは、スマホをいじりだす=自分の娯楽、暇潰し時間に充てるですね。家事や育児やらやっておくことは山ほどあるのに、先回りしたり、手が離せなくなったから代わりにしてほしいとか、色々あるのに、目の前で遊びだす。怒りになります。後でやれば良いじゃんとか、自分にも休みは必要だ等の話になりがちですが、そういうことではなくて、私を助けてほしい、まず先に私の負担を減らしてほしいという心の叫びなんですよね。
3は、なもなき家事に近いですね。普段ならそこまで気にならないことです。しかし、使ったタオルを放り投げとくとか、靴下を裏返しにしておくとか、ゴミをゴミ箱に捨てないとか、丸々しといてと軽く依頼してきたり。ただでさえ忙しいのに、お前が仕事を増やすな!なんなら、いない方が精神的には楽だ!と怒りになります。子供ができてからおかん化する女性の行動心理とも言えます。また子どもに真似して欲しくないという心理も働き、そういう小言が増えるわけてす。
付随するケンカ要因
子育て感覚、育児感の違い
自分の両親と子どもの関わり(祖父母と孫)
子どもができての資金繰りや金銭の不安
等もケンカになる要因でよくある話です。ただ、この辺は理性的に本来話せる領域だと思います。しかし、上の不満が溜まり溜まって爆発するきっかけや、爆発したあとに出てくることが多いので厄介てす。今だからいうけど、あの時だって、あの件だってみたいになっていくわけてす。
特に、女性のケンカスタイルは、被害者ぶること。相手を悪者にしたてて自分を優位にすることなので、怒った後は立場勝負なので、悪かった点を関連づけて沢山話すのがデフォルトみたいです。最近気づきました。
メカニズムを知ってケンカやトラブル回避
普段から不満や改善案や価値観等は、冷静なときに冷静に話し合っておくこと。
普段からお互いに労いあうこと
家事育児を可能な限りシェアして、どちらもできるようにしておくこと(相手が次してほしいこと、今何をしなきゃがわかるので互いに意思疏通が楽)
手際がよくなるように経験値を積むこと。何事もいきなりうまくはできない。
自由な時間ができても、すぐにスマホで遊ばないこと。遊ぶなら他のところで頑張ること
なもなき家事を自覚してないなら、改善するか、改善できないなら、軽く謝罪しつつそれ以外に頑張っていること、良い点をしっかり相手に伝わるようにしておくこと。
とこんな感じです。世の中の夫婦が幸せになることを祈っています。怒りの言語化ができれば怒りを自覚しやすいですし、相手にも伝えやすいはずです。この記事に共感するような頑張っている側の人は、頑張りすぎませんように。この記事を読んで納得するような側の人は、相手をおかん化させないように、しかし、甘やかしにならないように、今一度我が身を振り返ってみてはどうでしょう。
他にもマガジンにて、結婚、男女関連はいくつかあげてますのでご参考になれば。