アクセルというキャラ~創作キャラ設定~
前回、九十九宗永というキャラクターのまとめをした。改めて自分の創作キャラノートとして確認できるのが良いと思ったので、他キャラクターもまとめようと思う。
今回まとめるのは、アクセルという男になる。
・父と母と兄、そして当人の4人家族で生まれる。兄はフレディで自身の名前はアリエルである。アリエルとフレディは13歳年が離れている。
・両親はフレディに幼いころから教育の熱を注ぎ、その分成績優秀であった。フレディが高校に上がると一層熱心に指導をしアリエルの世話は疎かになっていたが、代わりにフレディが面倒をみることが多い。
・フレディが17歳の誕生日の時、アリエルはサプライズをしようと試みる。父はアリエルと晩の料理の準備をし、母はその間フレディを見晴らしのいい高台へ連れていく。
父に良いところを見せようと、アリエルはフライパンに火をかけるが、物から物へと火が飛び移り、自宅が燃える。父が火を消化するにも間に合わず。
・母はそれを聞くと、すぐにフレディを連れ戻そうとするも、フレディは崖から飛び降りる。幸い息があったので車に乗せ、混乱状況に陥る母はとにかくフレディの治療を第一に病院へと向かうが、降り始めた雨でスリップし、対向して走る大型トラックにぶつかり、フレディは死亡した。
・降った雨のおかげで火は消えたが、とても住めるような状態ではない。新しくアパートに住み、両親はアリエルをフレディとして育てようと心みるも、アリエルに学習障害があることを知る。フレディが亡くなってから、アリエルはフレディの名で呼ばれていた。
・両親は新興宗教にハマり、浄化と称してアリエルの頭を何度も浴槽につけたり体を切りつけるなど虐待を繰り返した。
・雨が降ると両親はフレディが亡くなった日を思い出す。決まって戒めとしてアリエルをベランダに出して数時間放置することをしていた。
・両親は宗教信仰を罪悪感の逃げ場とし、自分の過ちから目を逸らし続けている。お互いの共通の敵をアリエルとすることで正当化し続けている。それが本来よくないことと分かっているからこそ余計に宗教信仰が厚くなる悪循環を繰り返している。
・アリエルが12歳の頃、街で薬物を購入する。
ここまでアクセル自認の記憶である。
・何度か薬物を買う行為をしていくうちに、薬物を通じてコミュニティができる。そこでは本名での名前ではなく別称で呼び合っていた。そこでアクセルという名前で通るようになる。
・アクセルと名乗りだしてからスラムに入り浸るようになる。スリや恐喝、暴力などで金銭をまきあげるが、それだけでは生活が難しく、薬物を売買するプッシャーとして生きる。
・体にタトゥーを入れる。鎖骨あたりに家族の誤字「家旅」といれられるが、意味は分かっていない。
・薬に浸って遊ぶたび、記憶が曖昧になる。両親のこともバッド状態に陥るとひどく怖いように映るのでその幻覚症状で両親は恐ろしいという認識である。通常過ごしているときは憎いとも悲しいとも思っていないことがほとんど。
自身が虐待されているということも本人が分かる部分もあるが、別日に同じ傷をスラムで生活しているためにできた傷である(実際に何カ所かそうである)と主張することもあり、虐待の事実も非常に曖昧であるかまたは自身の記憶の創作であることが多くその実態全てをまとめきれることはない。
・アリエルという名で過ごしていたことも遠く曖昧なものになるが、アクセルという名前は偽名であり、フレディという名前でかつて過ごしていたことも薄ら分かっている。そのため常に自分自身が誰であるのか、自分の安心する場所さえも見つからないまま自己の画一を望んでいる。この時20歳であるが、精神年齢は10歳にも満たないまでである。
・薬でバッドトリップに入り、幻覚により仲間とトラブルを起こし逃走の末にとあるホテルのゴミ捨て場に寝転ぶ。そこで勤務するジルダ(よその子)という女に拾われホテルの一室を貸してもらえる。
(創作途中。一連の流れはあるが、アクセルの心情変化が定っていないため、後に記述する)
・何度かやり取りを通じるうちにジルダとアクセルは同棲することになる。お互いに恋愛感情は一切無く、それは今後もそうである。彼女とは二人で悪行を繰り返しながら楽しく暮らしている。無意識に疑似的な姉や母親のように思っている。
(創作途中)
冒頭実際における流れ
・父と母、そしてフレディと犬のアリエルと三人と一匹の家族。
・両親はフレディに幼いころから教育の熱を注ぎ、その分成績優秀であった。フレディが高校に上がると一層熱心に指導をする。度々虐待の範囲までそれはいっていた。両親の期待する点数が取れないと浴槽に顔を何回もつけられたり、身体を切り付けられたり雨の降るベランダで立たされていた。フレディはいっそ何者でもない犬のアリエルのように生きたいと思うこともあった。
・家族で旅行や誕生日パーティーを開いたりちょっとした出かけもしたことはなく、常に家にこもって勉強し続けた。
・両親は熱心なクリスチャンであったが、フレディはサタニズムに走った。それは反抗でもあるし、唯一の逃げ道である。またそうすることで自分自身を肯定している。
・フレディはアリエルを可愛がっていたが、時折自分の苦しみが分からないことに腹を立てることもあった。12歳のころ街で買った薬物をアリエルに食べさせ殺してしまう。
・大学の入試で落ちる。このままでは両親から酷い目に遭わされるに違いないと恐れたフレディは自宅を燃やす。後に後悔し、崖から身を投じるも一命をとりとめた。しかし脳に影響を及ぼし記憶障害と言語障害が残った。
・入院中に仲良くなった人が病気で亡くなる。自分は自殺を試みたらしいことを聞くとやるせない気持ちになる。しかしなぜそれに至ったのかという理由さえも分からず、自責するにもしきれなかった。
「俺だけが残ったんだ。ゴミのように使えない俺だけ」
・帰る家もなく、自分自身が誰か分からないまま、このままで生きているのはまるで意味がないと思い、薬物に手を染める。(アリエルに薬を与え死んだという事実を完全に思い出してはいないが適応している)そうして幻覚症状として過去の記憶が誇張され形態を変えながら思い出すことができた。
のちにフレディはアクセルと名乗る。彼にとって自分自身の自己を形成し直してくれるものが薬物なのである。薬物によって性格も明るくなり、アクセルの中のフレディは記憶の中で殺されていった。
・薬物使用と元々のサタニズムな部分とが混ざり、善悪というものがまるで分かっていない。それでもはつらつとして悪行を重ねながら生きていく。薬物に手を染めてから本人はいたってハッピー!.................…
..............…多分。
また新しく設定を付け足したり修正があれば更新する。