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10月

10月、濃い月でした。 自分で選択して、何かをしていくことの始まりの月とも言えるかもしれません。 激動のような月でしたが、だからこそ人の温かさに気づけることができました。 私が思っているよりも、私の事を悪く思う人はいないし、みんな別々な形を取って私を応援してくれているのだということをありがたくひしひしと感じておりました。 そういうものを受け止めて、自分が返せる形で何か一つずつ感謝していきたいです。 後は10月27日のコミックスパークをもって初めて野郎フェスのプチオンリー

    • 日記

      最近、絵を描く集中力というか余裕が無くて、逆に逃避的にポケモンダイパリメイク(私はパールを買いました)をやる日々です。 今までポケモンシリーズにどっから触れていけばいいのか分からず、自分はやらないだろうと思っていたのですが ビックカメラのポイントが3000いくらくらい残っている、あと一週間でなくなるという事だったので、程よく満足できて程よく全部消化できるものがそれだったわけです。 安すぎるだろ。 昔のリメイク作だから、ゲーム性もシンプルでついていきやすいです。 マジで自

      • 打倒

        自分でまた再スタートを切りまくってます。 少しずつが滅茶苦茶に重なって、自分の中では物凄いエネルギーを持った激動の最中にいる。 私は何かに逃げる事ばかりになって、向き合うことができていなかったのではないかとそう思います。だから、その一つ一つに未知の不安を纏っている大きなものに見えている。 弱い自分が後回しにしていたことを今やるのだから飲むしかない。 2年前にも、似たような心境でした。 あの時は、今よりも対処の仕方が諸々拙かった。睡眠薬で頭をぼんやりとさせながら、その日そ

        • 最近の嬉しいこと

          母に対して、戸籍上はそのままあなた。私にとっての母はあなただけ。他の人が私の母なのは絶対に嫌だって伝えたこと。 長年の親友に対して、いじめられていた過去を話せて、もし会ったときは「私にしたことを幸せになることでどうか悔い改めてくれ」と伝言を頼めたこと。 長らく私の中にあった家族性と過去のトラウマという大きな悩みが少し軽くなった。ありがとうね。 私、ずっとそれに雁字搦めになっていた気がする。 見えなくて過去のことに固執するのは私の悪い癖だ。 でも、親友づてだったり、職場の

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          猫の尿

          自創作キャラのアクセルとテオの小説 倫理観に欠ける内容を多く含みます 『...…Can you hear me?Well……寂しい』  深夜1時、電話越しに聞こえる覇気のない声には僕の脳裏であいつが暗いボロ屋で横に縮こまっているのが浮かんだ。それと同時に、甘ったるい台詞に聞こえぬように舌打ちする。 「分かったよ。僕がそっち行くから。ゴムチューブあるでしょ。あれ腕に結んどいて」 『テオ?お前はテオだ。…er…俺……俺って誰だっけ?』  お互いの返答にならないクソったれ会話はも

          心霊スポット行ってきました!

          夏はやっぱり心霊スポットでしょ! オカルトにどっぷり浸かりたくなります。今回のために、一ヵ月ほど前からホラー小説を読み、恐怖であっためてきました。恐怖が眼前に来ても予習済みです。 さて、ざっくりどんな場所なのか説明します。 ホワイトハウスへ行ったこちらをみていただいた方が早いですね。 つまり、今回行くのはブラックハウスです!!! ここに行かないと終われません。 まずは来た道から説明すると、ホワイトハウスが海近くの林の中にあり、そこから車で15分ほど行くとあります。

          心霊スポット行ってきました!

          カフェインと私のラメピンクの脳

          なんかやたらドキドキして不安感でいっぱいになってあらこれまた始まっちゃったのかしら!?と思ったらコーヒーでした。 カフェインが交感神経を刺激し、動悸や手足の震えを出したりするらしいー! なんてこったい。 私が飲み始めたのも気圧対策だったのに、コーヒーのカフェインがダメっぽいです…。やはり紅茶党に戻るしかないのか。 ただでさえ繊細ヤクザな部分があるに違いないこの私、勘弁してほしいのである。 (繊細ヤクザとは、繊細さを振りかざし他人へ過剰な配慮を求めること涙涙涙)←…に、なり

          カフェインと私のラメピンクの脳

          絵を描くこと、振り回されないこと

          数字とか、他人の地雷とか、AIだとか、もう本当にどうでもいい。 私たちが描いてきた上で、そんなの必要あったっけ? ネットが無いとき、どういう風に描いてきたっけ? フォロワー2万超えたアカウントから離れ、別のアカウントで過ごして2カ月経つだろうか。 今のところ乗り換えた先の方が居心地がいい。だから戻る予定はない。 私の思い出になればいい。 フォロワーが100人から500人、1000人、10000人と上がっても、承認欲求が消えることはなかった。 指標が数字に拘るのなら、それが

          絵を描くこと、振り回されないこと

          ケーキの作り方(創作小説)

          ケーキ店に入るなり大祐は周りを見渡した。 思ったより甘い匂いなんかしないじゃないか。 入口入ってすぐにはショーケースで、その左側には店内で食べられるようにいくつか机と椅子があった。 ショーケースに歩み寄れば木造の床に大祐の革靴の音がごつごつと響く。店内には落ち着きのある洋楽が流れていた。それをジャズというのだと知らないくらい大祐は音楽に対して関心が無かったし、つまり今までの自分とは全て無縁の異国の場所に来たようだった。 暖かなライトの光がショーケースに反射しては大祐の180を

          ケーキの作り方(創作小説)

          太古に練っていた創作小説(修正と追加)

           あたしが吸血鬼だと知ったのは当時中学2年生の頃だった。  あたしは自分の体格にしたら大きい学校配給のダサい鞄をカシャカシャと背中で鳴らしながら、一枚の紙を持って走る。運動は汗をかくから好きじゃないけれど、通り雨で冷えた空気、日が落ちつつある夕暮れ時に助けられた。緑のくせっ毛と金の両目…私が反射する水溜まりを避けていく。通学と下校の目印にしている緑の家を曲がると、住民のオルコットさんが私を見て片手をあげる。 「おかえりメリヤス!今日はご機嫌か?」 「うん、そうなの」 「アリ

          太古に練っていた創作小説(修正と追加)

          夏の空の下(小説メモ)

          夏の陽は俺の肌をじりじりと焼き付ける。真っ青な青空に、乾いたグラウンドの土に白線を引けば照り返しで目が痛いほどに眩しい。 「あっちーなぁ」 俺は太陽を睨みつけるもギラギラと光を返されるだけで、沈むのなんかまだまだな12時に奴は真上で笑うように照っている。 俺はラインカーの石灰を吐き続ける口を閉じてやると、体育館へ逃げるように向かっていく。体育館のやたら頑丈で重い鉄の扉は、ここに卵を落としたらそのまま焼けちまうじゃないのか思えるほどに熱い。全くこんな扉を付けたやつはバカに違いな

          夏の空の下(小説メモ)

          私と蒸気

          ウェイパーウェイヴは死んだ。 私がツイッターを始めたのは2018年頃だったか。 その頃は空前のウェイパーウェイヴの流行りが絵描き界隈に確かにあった。初めてツイッターに来たそこは異国であった。最新の情報を見ているはずなのに、流行りが逆行しているのだからそれは新鮮だ。 ウェイパーウェイヴとは素材の加工と切り貼りだけで制作されるまさに蒸気のようなつかみどころのない音楽のことである。さらにそのアートワークもVHSスチール、旧式コンピューターによるCGなど古いもの、また古さを感じられ

          心霊スポット行ってきました

          「心霊スポットいかね?」 「いいよー」 心霊スポットに一緒に行ってくれる人ってマジで全然周りにいないんですよ。そりゃ当たり前か。 まあ断られるだろ、と思って声を掛けたら一人あっさりOKしてもらえた。「ただし!行くのは昼間だ」あ、やっぱり怖かったみたいですこの人。 行ってきた心霊スポットの名は通称ホワイトハウスと呼ばれています。 こちら怖いと言われる背景なのですが、うーん…悲しいですね。 それにしても監禁とはなんだか物騒ですが、昔の日本は精神病の治療として私宅監置による監

          心霊スポット行ってきました

          好きな歌、今日の気分

          曲を聴くとき、みんなは歌詞から惚れるのか、リズムから惚れるのか? 私はいっつもリズムからいいね!と思って聴くのでよくよく歌詞を調べたらなんじゃこりゃ~となることも少なくはない。 いや、曲が好きなら歌詞もちゃんと知ろうや私。 ということで(?)今の気分の歌とその歌詞一部をまとめました。 良すぎます。この時間に追われ、大人にならざるを得ない私たちは何かの後悔をずっと背負っているけどもう戻ることもできない無情感。そういうノスタルジーを感じますよね。この曲は人生のそういう冷たい

          好きな歌、今日の気分

          春の気まぐれ(小説メモ)

          もしもし?狼谷先生久しぶり。俺だよ、俺、覚えてる?って、こんなんじゃ詐欺電話のヤクザみたいだな。大祐だ。今日俺も教師になります。 桜咲く4月8日。記憶に埋もれそうになっていた顔に疵が斜めに入る男が俺の心に戻ってきた。 「新一年生の皆さんこんにちは。私も教師としては同じ新一年生です。二年生、三年生の皆さん、私は君たちの先輩です。この春母校に教師として戻ってきました」 大祐は記憶の中でも電話でも壇上でもいつもの明るい調子だ。体育館の中はまだピンと冷えたような緊張した空気で満たし

          春の気まぐれ(小説メモ)

          小説メモ

          描きためている小説の冒頭とかを適当に打ち込んでいきます。とりあえず話が膨らんだ順に書けたらいいなーとか。  12時の昼休憩チャイムが鳴る頃に私は数枚の課題プリントとお弁当を持って教室を出る。どこの階も授業から解放されたひと時の自由で生徒は賑やかだが、1階の、それも突き当りに理科室のある方へ行けば行くほど人の活気など消え失せていく。  その何とも言えない陰気な廊下の途中にある保健室。ドアに「教員外出中」と書かれラミネートされたものが下がっていた。中に彼しかいないだろうと思って